SkyLink Japan、農家のドローン活用をサポートする『ものづくり補助金活用支援セミナー』を1月20日より開講

ドローンによる農薬散布など、産業向けソリューションを展開するSkyLink Japanが、「2020年度ものづくり補助金」の活用を希望する事業者を対象にした『ものづくり補助金活用支援セミナー』を2020年1月から開始する。


ものづくり補助金とは?

ものづくり補助金は、経済産業省・中小企業庁が行う支援策で、中小企業や小規模事業者を対象にした助成金のひとつだ。

前回行われた公募では、平成30年度の補正予算のうち「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進事業」と認められた導入費用に対し、最大1,000万円の支援を1/2の補助率で受けることができたという。(特別条件を満たし2/3の例も有)
例:最大支給額として採択された場合=1,500万円の導入費用のうち1,000万円を補助

制度を活用するためには、申請書や事業計画書等を作成し、国が行う厳密な審査(採択率30%〜40%)をクリアする必要があり、2020年度の公募開始は2月頃を予定している。

ものづくり補助金活用支援セミナー

『ものづくり補助金活用支援セミナー』は、SkyLink Japanの「ものづくり補助金・申請サポート事業」の一環で開催される事業者向けのセミナーだ。

セミナーは三部制となっており、一部は、自動農薬散布システムや1.5億画素カメラを使用した空撮画像による診断、赤外線カメラと有線電源システムによる獣害・災害対策など、ドローンを活用した産業分野ソリューションの解説が予定されている。

二部は、姫田トラストマネジメントの代表取締役である姫田光太氏を招聘した講義で、ものづくり補助金の基本説明のほか、採択までのポイントやノウハウを学ぶことができる。
三部では、SkyLinkのスタッフや中小企業診断士による個別の相談会を実施する。

参加費は税込3,000円で、紹介の別法人1名までは追加料金なしで参加が可能で、参加希望者は同社のホームページの専用フォームから申し込みを行う。
当日は、同社の「ものづくり補助金・申請サポート」の割引が受けられる特別キャンペーンも実施される予定だ。

各地の開催日程は下記の通り。

SkyLink Japan『ものづくり補助金活用支援セミナー』
料金:各回3,000円(税込)
京都:2020年1月20日(月)14:00~16:30(SkyLink Japan京都本社)
愛知:2020年1月21日(火)14:00~16:30(イオンコンパス名古屋笹島会議室 RoomB)
東京:2020年1月24日(金)14:00~16:30(アビタス八重洲 セミナールーム2)
宮城:2020年1月27日(月)14:00~16:30(TKPガーデンシティ仙台 カンファレンスルーム30D)
北海道:2020年1月28日(火)14:00~16:30(札幌駅前ビジネススペース カンファレンスルーム2K)
香川:2020年2月4日(火)14:00~16:30(TCBホール 501号室)
広島:2020年2月5日(水)14:00~16:30(広島オフィスセンター第1会議室)
福岡:2020年2月6日(木)14:00~16:30(大博通り貸し会議室4E)

SkyLink Japan×ものづくり補助金・申請サポート事業

SkyLink Japanは、2015年に日本で初めて誕生した実店舗型のドローン専門店だ。

「ドローンと社会を正しくつなぐ」をミッションに、販売のほかドローンを活用した空撮や、インフラ点検、測量における最新技術の提供や講習会の開催、ドローンパイロットの派遣など、顧客ニーズ応じたあらゆるソリューションを展開している。

同社の「ものづくり補助金・申請サポート事業」は、ドローンを活用した新規事業を対象に、補助金に関する専門家の派遣や申請書の制作支援、報告書の作成支援を行うものという。

SkyLink Japanがサポートした申請の採択率は「ほぼ100%」

同社がサポートした事業の採択率は「ほぼ100%」を誇るといい、2019年度は以下の申請が採択された。

  1. 高精度赤外線カメラ搭載ドローンによる多分野対応型建造物点検事業の展開
  2. 赤外線カメラ搭載ドローン活用による太陽光パネル点検事業への進出
  3. 高精度空中撮影による設計の三次元データ化及び橋梁点検の効率化
  4. ドローンによる安全性・生産性を高める設備保全点検の革新的サービスの実現
  5. 地域インフラ基盤保全に向けた点検・計測技術導入による拡販事業
  6. 最新ドローンの高精度撮影を活用した革新的な鉄道架線点検の実現
  7. ドローンを活用した漏水・劣化調査及び3次元画像作成の高度化事業
  8. 地質調査から測量・設計までの生産性向上を伴うワンストップ3次元化
  9. 空中からの農薬散布及び肥料散布による収穫量と利益の増加
  10. ドローンによる農薬散布の自動化と収量増大のためのデータ解析力の強化

SkyLink Japanが提供するドローンを活用した産業分野ソリューションの一例

1. ドローンを活用した自動農薬散布システム



2. 1億・1.5億画素を使用した大画素空撮ドローン


3. サーモグラフィーとズームカメラによる有線給電システム


4. 位置精度±3㎝を誇るKLAU PPK 後処理ソリューション

<参考リンク>
SkyLink Japan ものづくり補助金・申請サポートサービス特設サイト
SkyLink Japan
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  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  2. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  3. 石坂晃
    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、九州某県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方で、韓国語を独学で習得する(韓国語能力試験6級取得)。2023年に独立し、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサル等を行う一方、自身も韓国農業資材を輸入するビジネスを準備中。HP:https://sinkankokunogyo.blog/
  4. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 堀口泰子
    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
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