NTTイードローン、農業用ドローン向け「定額保守サービス」をスタート

株式会社NTT e-Drone Technology(以下、NTTイードローン)は、同社が設計・製造販売する農業用ドローン向けに、「定額保守サービス」を2024年12月16日より提供する。

同社製農業用ドローンのユーザーを対象に定額での修理サービスを提供するほか、適期防除期間のトラブル時には代替機の貸出も実施する。


トラブル時の対応をトータルサポート


これまでNTTイードローンのユーザーは、修理費用の自己負担軽減のためドローン購入時に「動産総合保険」に加入していたが、トラブル時の代替機の貸出・修理の申し込みが整備工場や保険会社と別々の窓口になっていたため、手続きが煩雑になっていた。

これを解消するため、メーカによる代替機の貸出と修理サービスを組み合わせ、ユーザーサポートをワンストップで提供するという。

対象製品は、「AC101 connect」等のNTTイードローン製農業用ドローンで、同社または代理店からの購入後1カ月以内であればサポートを利用することが可能だ。すでにNTTイードローン製の農業ドローンを利用しているユーザーについては、購入期間関係なく2025年2月28日まで申し込みを受け付けている。

なお、サービスの適用回数は年2回までとなっており、契約期間内の3月1日~11月30日までに発生した事故が適用対象となる。

サービスの詳細は以下の通りだ。

サービス内容
誤操作等による事故に伴う修理や代替機の貸出を提供する。
1.代替機の貸出
・最大12営業日まで貸出しを行う。
・故障機体の修理完了まで貸出期間の延長が可能。 ※貸出機体の在庫状況によって貸出の可否判断を行う
2.修理サポート
・故障機体の修理を一定金額の負担で実施。 ※プロペラのみの交換や定期点検等は対象外。
3.製品交換
・全損機体になってしまった場合に機体交換を実施。 ※全損判断は同社にて行う。

提供価格:20万円/年(税抜) ※自動更新条項有
免責事項:1回の修理あたり10万円
申込方法:下記ページより問い合せ
https://www.nttedt.co.jp/ac101teigaku


株式会社NTT e-Drone Technology
https://www.nttedt.co.jp/
「定額保守サービス」
https://www.nttedt.co.jp/ac101teigaku
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
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    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
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    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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    鈴木かゆ
    1993年生まれ、お粥研究家。「おかゆ好き?嫌い?」の問いを「どのおかゆが好き?」に変えるべく活動中。お粥の研究サイト「おかゆワールド.com」運営。各種SNS、メディアにてお粥レシピ/レポ/歴史/文化などを発信中。JAPAN MENSA会員。
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    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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