「Red Bull Basement 2024」でフィリピン代表のAIを活用した農業トラッキングアプリが優勝

レッドブル・ジャパン株式会社は、革新的なアイデアの実現と次世代のイノベーター育成を目指すプログラム「Red Bull Basement 2024」のWorld Finalを2024年12月3日(火)~5日(木)に東京で開催。フィリピン代表のAIを搭載した農業トラッキングアプリのアイデアが優勝した。

Jason Halayko / Red Bull Content Pool
Jason Halayko / Red Bull Content Pool

AI搭載の農業トラッキングアプリが優勝


「Red Bull Basement」とは、次世代のイノベーターがAI技術を活用して革新的なアイデアを見つけ、ローンチすることをサポートするプロジェクトだ。

今年からマイクロソフト・AMDと提携したことで応募フローにAI技術が採用されたこともあり、全世界39カ国で11万件以上、日本国内のみで1191件と、過去最多の応募者が集まったという。

このようなハイレベルな大会の中、フィリピン代表のAldrin Sojourner Gamayon氏によるAIを活用した農業トラッキングアプリ「AgriConnect」が優勝した。

AgriConnectは、AIとスマートセンサーを組み合わせた農業トラッキングアプリ。遠隔地にいても作物を追跡し、農業プロセスを最適化して収量の増加を可能にするという。

Jason Halayko / Red Bull Content Pool
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フィリピン代表 Aldrin Sojourner Gamayon氏のコメント
「この活動は私自身のためだけではなく、フィリピンの農家のために行ってきたことでした。世界が相手だと思うと臆していたのですが、レッドブルにこのような機会をいただき、競争や勝利のためだけではなく、志を同じくする人々との瞬間や思い出を共有することが出来たことに大きな意味がありました。出場39カ国の他のすべてのチームとこの勝利を共有したいです!」

フィリピン代表のAldrin Sojourner Gamayon氏は、カリフォルニア州シリコンバレーへの3週間の全額支援プログラムに参加し、テクノロジーおよびベンチャーキャピタルのリーダーたちとのネットワーキングやメンタリングを受ける予定とのこと。


レッドブル・ジャパン株式会社
https://www.redbull.com/jp-ja/energydrink/kaisha
Red Bull Basement 2024
https://www.redbull.com/jp-ja/events/red-bull-basement-japan
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. さとうまちこ
    さとうまちこ
    宮城県の南の方で小さな兼業農家をしています。りんご農家からお米と野菜を作る農家へ嫁いで30余年。これまで「お手伝い」気分での農業を義母の病気を機に有機農業に挑戦すべく一念発起!調理職に長く携わってきた経験と知識、薬膳アドバイザー・食育インストラクターの資格を活かして安心安全な食材を家族へ、そして消費者様に届けられるよう日々奮闘中です。
  3. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  4. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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