葉色解析クラウドサービス「いろは」、露地栽培レタスの生育診断機能を追加

株式会社スカイマティクスは、葉色解析クラウドサービス「いろは」に、新たにレタス生産者向けの解析機能を実装、1月17日より提供を開始した。「いろは」の一部機能を最大1か月間試すことのできる無料トライアルも実施している。


ドローン撮影された画像で作物の生育状況を見える化

葉色解析クラウドサービス「いろは」は、ドローンで撮影された農地画像の診断・管理をインターネットを通じて簡単に行うことができるサービス。

レタス生産者の農地管理の省人化や収量計算の効率化に役立てる機能として、画像処理・AI解析技術を用いた生育診断、収量計算機能を開発、実装を開始した。これにより人が圃場を歩かずとも生育状況を把握することができ、生産性の向上が期待できる。

31日間利用可能なトライアルサービスでは、ドローンで取得した画像を最大50枚まで自動処理、データのダウンロードも可能となっている。


また、画像に位置情報を付与する機能を持つドローンであれば使用することができるため、お手持ちのドローンを使いクラウドサービス料金のみで利用を開始することも可能となっている。

葉色解析クラウドサービス「いろは」概要




株式会社スカイマティクス
https://skymatix.co.jp/
葉色解析クラウドサービス「いろは」
https://smx-iroha.com/
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  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
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    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、福岡県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方、韓国語を独学で習得(韓国語能力試験6級)。退職後、2024年3月に玄海農財通商合同会社を設立し代表に就任、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサルティングや韓国農業資材の輸入販売を行っている。会社HP:https://genkai-nozai.com/home/個人のブログ:https://sinkankokunogyo.blog/
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    川島礼二郎
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    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
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