株式会社マゼックスとALLYNAV AG株式会社は、スマート草刈りロボット「Taurus80E」のモニターキャンペーンを開始した。最新の電動自律走行型草刈りロボットを、一般の農業法人・造園業者・自治体にいち早く体験してもらうことを目的とした特別プログラムだ。

無人運転×高精度RTKのスマート草刈りロボット

近年、農業や公共インフラにおいて人手不足や作業負担の増加が深刻な課題となっている。特に広大な農地・河川敷・道路法面における草刈りは、危険性と身体的な負担が大きく、作業者の高齢化により担い手も減少しているのが現状だ。

こうした状況に対応するため、マゼックスは中国を拠点に農業ロボットの開発を手がけるALLYNAVと戦略的パートナーとして提携。ALLYNAVが開発した無人農業機械の最新モデル「Taurus80E」のモニターを募集し、日本国内での導入促進を図るとしている。

「Taurus80E」は、RTK測位技術によって±2.5cmの精度で無人走行が行える完全自律走行型の草刈りロボット。リチウム鉄リン酸バッテリーを搭載した電動式のため、排出ガスゼロ・低騒音なのが特徴だ。

最大1200mmの刈幅で大規模な面積を短時間で除草でき、安全性としては衝突回避センサーや緊急停止システムが標準装備されている。また最大30°の傾斜地でも安定的に作業できる。


今回のモニターキャンペーンでは、以下2つの条件を満たすことで「Taurus80E」を導入可能だ。

• 実際の使用感をSNSやブログで発信
• 展示会やデモ会での利用事例共有

対象となるのは農業法人・自治体・造園・除草事業者などで、予定枠が埋まり次第終了となっている。


マゼックスとALLYNAV AGは、「Taurus80E」を通じて除草の自動化・省力化を推進し、農業・緑地管理・公共インフラの持続可能な運用に貢献していく。さらに今後は、他の自律走行機械との連携やサービス体制を強化し、日本市場でのスマート農業・スマートメンテナンスの普及を目指すとしている。


株式会社マゼックス
https://mazex.jp/