農業用ドローン「Parrot Bluegrass Fields」発売 農地解析サービス「MIETA」も同時展開

KMT株式会社が、フランスのParrot社の最新型農業解析ドローン「Parrot Bluegrass Fields」の販売と、次世代農地解析ドローンサービス「MIETA」の展開を開始する。


Parrot Bluegrass Fieldsは、農家のために作られた、農家が自分で飛ばすことができる農業解析ドローン。「マルチスペクトラルカメラ」(セコイアプラス)を本体に内蔵し、リュックで背負うことができるサイズに軽量化。マルチスペクトラルカメラで撮影した画像を専用ソフト(同梱、1年間無償)で解析することで、今まで見ることができなかった圃場の状態を把握することができる。


あわせて展開される次世代農地解析ドローンサービス「MIETA」は、農家が自分自身でドローンを圃場で飛ばし、撮影したデータを解析するためのサポートサービス。ドローン本体のリースのほか、ドローンを飛ばすための講習や、解析ソフトのサポート等を月額料金にて展開する。



■Parrot Bluegrass Fields 概要
・メーカー希望販売価格: 55万円(税抜)
・発売日 : 2019年2月(予定)
※2019年3月までにご契約の方は「事前デモンストレーション」費用キャッシュバックキャンペーン中

■次世代農地解析ドローンサービス「MIETA」の内容詳細
・ドローン本体リース
・フライト講習/基礎知識講習(初級者コース2日間)
・解析専用ソフトウェア使用講習
・修理・アフターサポート
・専用保険
・代替え機サービス
・機体のアップデートサービス ※オプション
・初心者フライト特別講習サービス ※オプション
・事前デモンストレーション(6万円相当)
・サービス価格 : 月額2万8700円(税抜)~
・サービス開始日時: 2019年2月(予定)

<参考URL>
KMT株式会社
PARROT BLUEGRASS FIELDS | Parrot Store Official
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  3. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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    鈴木かゆ
    1993年生まれ、お粥研究家。「おかゆ好き?嫌い?」の問いを「どのおかゆが好き?」に変えるべく活動中。お粥の研究サイト「おかゆワールド.com」運営。各種SNS、メディアにてお粥レシピ/レポ/歴史/文化などを発信中。JAPAN MENSA会員。
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    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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