石川県とオプティム、水稲栽培のスマート農業実証プロジェクトの研究成果をマッチングフォーラムで報告

石川県と公益財団法人いしかわ農業総合支援機構「次世代農業人交流大会2020」は、11月24日(火)に石川県・金沢市にて、「農業分野におけるドローンの新たな活用に向けて」マッチングフォーラムを開催する。先着順の締め切りが必須だが、参加は無料。



本研究およびフォーラムは、農研機構生研支援センターが実施する「革新的技術開発・緊急展開事業(うち経営体強化プロジェクト)」、および農研機構が実施する「スマート農業技術の開発・実証プロジェクト」の支援を受けている。

今回は、同社代表取締役の菅谷俊二氏が「AI・IoT戦略と次世代農業ビジョン」というテーマで基調講演を行うほか、オプティムと県が共同で研究を進めている、自動飛行ドローンによる水稲直播栽培技術(過去記事参照)、AIによる雑草検知&ピンポイント防除技術、空撮による生育診断に基づく局所施肥技術、スマート農業技術をフル活用した水稲栽培実証などの成果を発表する。

来場参加は定員になり次第締め切り予定(事前登録が必要)。来場されない方はオンライン配信での参加も可能だ。申し込み締め切りは11月16日(月)まで。

「農業分野におけるドローンの新たな活用に向けて」マッチングフォーラム 詳細


日時:2020年11月24日(火曜日)13時30分~16時45分

場所:ホテル日航金沢(石川県金沢市本町2-15-1)

14:00〜15:00 基調講演
「AI·IoT 戦略と次世代農業ビジョン」
講師:菅谷俊二氏(株式会社オプティム 代表取締役社長)

15:20〜16:45 研究成果発表会
自動飛行ドローンによる水稲直播栽培技術
AIによる雑草検知とピンポイント防除技術
空撮による生育診断に基づく局所施肥技術
スマート農業技術をフル活用した水稲栽培実証

13:30〜16:45 成果展示他
研究成果発表のポスター展示
ドローン展示および制御システムの紹介
株式会社OPTiM農業関連サービスの紹介および個別相談会


「農業分野におけるドローンの新たな活用に向けて」マッチングフォーラム
http://www.naro.affrc.go.jp/smart-nogyo/files/event_20201124_ishikawa_chirashi.pdf

SHARE

最新の記事をFacebook・メールで
簡単に読むことが出来ます。

WRITER LIST

  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  2. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  3. 石坂晃
    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、福岡県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方、韓国語を独学で習得(韓国語能力試験6級)。退職後、2024年3月に玄海農財通商合同会社を設立し代表に就任、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサルティングや韓国農業資材の輸入販売を行っている。会社HP:https://genkai-nozai.com/home/個人のブログ:https://sinkankokunogyo.blog/
  4. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 堀口泰子
    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
パックごはん定期便