オーガニック野菜通販の「食べチョク」、農家による畑からのライブ販売を実施

オーガニック農作物に特化したマーケットプレイス「食べチョク」を運営する株式会社ビビッドガーデンが、動画で商品を紹介・販売するサービス「CHECK」を運営する株式会社エブリーとコラボレーションし、 2019年3月19日の12:00〜13:00、農家が畑から配信するライブコマースを実施する。


「食べチョク」は、オーガニック農作物の生産者と消費者を直接つなぐ、いわば「オンライン直売所」で、現在200軒以上の農家が登録している。一方のライブコマースアプリ「CHECK」では、実演販売のように商品をライブ配信で紹介し、コメント機能で出演者とのやり取りをしながら、アプリ内で簡単に商品を購入することができるサービスだ。

今回販売予定の商品は、千葉県我孫子市の農園「ベジLIFE!!」のお試しお野菜セット(価格1280円予定)。配信はベジLIFE!!の農場から行われ、オーナーの香取さんとそのご家族が、こだわりや美味しさの秘密、おすすめの食べ方などを紹介。調理実演も予定しており、オーガニック野菜の魅力をたっぷりと伝える。

今回のコラボレーションは、KDDI株式会社が運営する事業共創プラットフォーム「KDDI ∞ Labo」を通じて実現したもの。ビビッドガーデンは今後もさまざまな形で農家の販路を広げる取り組みを行っていくという。

<参考URL>
食べチョク
ベジLIFE!! 農家情報
ライブコマースアプリ「CHECK」
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  3. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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    鈴木かゆ
    1993年生まれ、お粥研究家。「おかゆ好き?嫌い?」の問いを「どのおかゆが好き?」に変えるべく活動中。お粥の研究サイト「おかゆワールド.com」運営。各種SNS、メディアにてお粥レシピ/レポ/歴史/文化などを発信中。JAPAN MENSA会員。
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    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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