「安全見守りくん」、農業での活用に向けた実証実験を高知県北川村で実施
日鉄ソリューションズ株式会社は、作業者の位置情報や健康状態を管理者に自動で通知する工場・プラント向けの安全管理システム「安全見守りくん」を活用した実証実験を高知県安芸郡北川村の北川ゆず農園で実施している。
北川村は高知県東部の中山間地域に位置する人口約1200人のゆず産地。
EUの厳しい輸出検疫条件をクリアして、青果ゆずをヨーロッパ向けに日本で初めて輸出するなど積極的なマーケット開拓を行ってきたが、近年は農業人口の減少や高齢化による後継者不足・配給不足等の課題を抱えている。
今回の実証実験は、「2020年度スマート農業技術の開発・実証プロジェクト」の実証課題のひとつである「柑橘類の超省力・早期成園化実証を通した持続的中山間農業構築モデル事業の実証」の一環で実施しているもの。
実験では、農作業者の行動ログを収集してスマート農業技術を活用した新手法と従来手法の作業効率の差異を計測すると同時に、農業現場での見守り機能活用の可能性を検証している。
同社は、作業者の位置情報や健康状態をリアルタイムで確認できる「安全見守りくん」を農業生産の現場に導入して農作業の生産性を向上することで、農業人材の定着を促したい考えだ。
「安全見守りくん」
https://www.nssol.nipponsteel.com/ss/detail/app/anzenmimamori.html
日鉄ソリューションズ株式会社
https://www.nssol.nipponsteel.com/
北川村は高知県東部の中山間地域に位置する人口約1200人のゆず産地。
EUの厳しい輸出検疫条件をクリアして、青果ゆずをヨーロッパ向けに日本で初めて輸出するなど積極的なマーケット開拓を行ってきたが、近年は農業人口の減少や高齢化による後継者不足・配給不足等の課題を抱えている。
農業現場での可能性を検証
今回の実証実験は、「2020年度スマート農業技術の開発・実証プロジェクト」の実証課題のひとつである「柑橘類の超省力・早期成園化実証を通した持続的中山間農業構築モデル事業の実証」の一環で実施しているもの。
実験では、農作業者の行動ログを収集してスマート農業技術を活用した新手法と従来手法の作業効率の差異を計測すると同時に、農業現場での見守り機能活用の可能性を検証している。
同社は、作業者の位置情報や健康状態をリアルタイムで確認できる「安全見守りくん」を農業生産の現場に導入して農作業の生産性を向上することで、農業人材の定着を促したい考えだ。
「安全見守りくん」
https://www.nssol.nipponsteel.com/ss/detail/app/anzenmimamori.html
日鉄ソリューションズ株式会社
https://www.nssol.nipponsteel.com/
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