シンガポール向け日本産食品の輸出支援サービス「コネクトアジア」がスタート

青果専門のECサイト「大田市場直送.com」を運営する株式会社We Agriは、ICT技術を活用して日本の加工食品の輸出を支援する「コネクトアジア(仮称)」の提供を開始した。利用料金は初期費用30万円・月額6万円。

シンガポールに日本産の食品を販売


「コネクトアジア(仮称)」は、最新のICT技術を用いて開発した独自の流通プラットフォームを活用して、日本で生産した加工食品の輸出を支援するシンガポール向けの海外販路開拓支援サービスである。


特長は以下の通りだ。
1.実店舗とオンラインを利用した商品の同時販売
・大手小売店・大手ECサイト・同社が運営するシンガポール向け生鮮食品ECサイトを利用した商品の販売。
2.輸出関連業務の代行
・法規制の確認、英文での書類作成、受発注業務、売場メンテナンスなど、現地での販売に必要な輸出関連業務を一貫でサポート。
3.輸出の低コスト化・販売価格の最適化
・テックファームグループが保有するデジタル化やデータ活用に関する技術や知見を活用した低コストな輸出と販売価格の適正化。
4.毎月の販売レポート等を利用した長期的なブランディング戦略
・毎月の販売状況を記したレポートの提供やSNSマーケティング活動を通じた長期的なブランディング活動支援。
同社は、「コネクトアジア(仮称)」の提供を通じて輸出にチャレンジする企業を支援するとともに、マレーシアや台湾などへのエリア展開についても注力していく考えだ。

サービス概要


コネクトアジア(仮称)
利用料金:初期費用30万円・月額6万円
実施期間:6か月単位(初期費用は初回のみ)応
対象商品:常温販売が可能な加工食品
販売可能数:最大5商品(商品入れ替えは別途相談)
配送エリア:シンガポール国内全域(島しょ地域は除く)


株式会社We Agri
http://weagri.jp/
大田市場直送.com
https://ota-ichiba.com/
Tokyo Fresh Direct
https://tokyofreshbiz.com
Tokyo Fresh Biz
https://biz.tokyofreshdirect.com
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  1. よないつかさ
    1994年生まれ、神奈川県横浜市出身。恵泉女学園大学では主に有機栽培について学び、生活園芸士の資格を持つ。農協に窓口担当として5年勤め、夫の転勤を機に退職。アメリカで第一子を出産し、子育てをしながらフリーライターとして活動。一番好きな野菜はトマト(アイコ)。
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    1994年生まれ、山形県出身、東京農業大学卒業。大学卒業後は関東で数年間修業。現在はUターン就農。通常の栽培よりも農薬を減らして栽培する特別栽培に取り組み、圃場の生産管理を行っている。農業の魅力を伝えるべく、兼業ライターとしても活動中。
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    1998年生まれ。日本女子大卒。レモン農家になるため、大学卒業直前に小田原に移住し修行を始める。在学中は、食べチョクなど数社でマーケティングや営業を経験。その経験を活かして、農園のHPを作ったりオンライン販売を強化したりしています。将来は、レモンサワー農園を開きたい。
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    1991年広島県安芸太田町生まれ。広島県立農業技術大学校卒業後、県内外の農家にて研修を受ける。2014年に安芸太田町で就農し2018年から合同会社穴ファームOKIを経営。ほうれんそうを主軸にスイートコーン、白菜、キャベツを生産。記録を分析し効率の良い経営を模索中。食卓にわくわくを地域にウハウハを目指し明るい農園をつくりたい。
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    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。