SkyLink Japan、農薬散布ドローン「AC101」のレンタルサービスを開始

SkyLink Japan(株式会社WorldLink & Company)は、2022年4月より、NTT e-Drone Technology社製の国産農薬散布用ドローン「AC101」のレンタルサービスを開始した。期間は1週間(6泊7日)か1カ月(28泊29日)で、価格は13万2000円から。

今回のレンタルサービスは、AC101のオペレーター認定証所持者を対象とした、“借りたい時に、借りたい期間だけ”自由にレンタルできるサービス。低コストで安心安全に農業ドローンを運用可能になる。

レンタル条件であるAC101オペレーター認定証取得サービスも行っており、認定証を持っていない人でも安心してレンタルサービスを利用できる。


SkyLink Japanでは、農薬散布用ドローンの黎明期から取り扱ってきたが、その間多くのレンタルの要望があったという。

というのも、散布用ドローンは導入コストだけでなく、1年に1度の定期点検や摩耗部品の交換、保険加入など維持コストが必要不可欠になる上、散布用ドローンの主な稼働時期は1年のうち半年程度であるため、“導入・維持コストが回収できるか不安”、“導入前に実際にお試しで使ってみたい”などの声が上げられていたからだ。

そういった顧客の声に応えるため、今回のレンタルサービスが生まれた。

■レンタルの流れ

申し込みフォームより希望のプランや開始希望日等を入力すると担当者から連絡がくる。申し込みから受け取りまで最大1カ月程度の時間が発生するため、レンタル開始日まで余裕を持った申し込みが必要だ。

レンタルサービス料金


基本セットでレンタルできるのは、「AC101」本体とバッテリー1本。さらに有料オプションとして、バッテリー、充電器、粒剤散布装置などを追加可能だ。より広範囲に散布したい時に必要になる。

レンタル料金は、ドローンが活躍する夏季の方が若干高め。冬季は1週間だけでなく1カ月間の長期レンタルも可能となっている。

これら以外の「追加サービスプラン」として、電話サポートの有無や身体/財物補償、機体補償、ドリフト補償、代替機補償などが異なる3つのコースが用意されている。

レンタル基本セット


機種:AC101 (NTT e-Drone Technology社製)
付属物:本体及び液剤散布装置、バッテリー、充電器 各×1

基本料金(表示価格は全て税込み)


※夏季:3月1日~8月31日 冬季:9月1日~2月28日(閏年は29日)
※レンタルは最低1週間(6泊7日)から

追加サービスプラン

※「ドリフト補償」は、散布していた農薬が風で隣接農地で栽培していた作物に飛散し、出荷できない被害が起きてしまった場合の損害を補償。※「代替機補償」は、機材の貸出中に製品の不具合等でない要因で機材が使用不可能状態となった場合、代替品を用意するサービス。運送会社を利用しての配送となるため、地域により到着まで時間を要する可能性がある。なお、往復送料は利用者様負担。

レンタルの申し込み方法


レンタルの申し込みは、特設サイトのフォームから行うか、SkyLink Japanにメールもしくは法人専用ダイヤルから可能。

農薬散布用ドローンレンタルサービス特設サイト
https://www.skylinkjapan.com/solution/agricultural-solutions/agri-rental

SkyLink Japan(株式会社WorldLink & Company)
メール info@skylinkjapan.com
法人専用ダイヤル 075-708-2245(平日10:00-12:00、13:00-16:00)


SkyLink Japan
https://www.skylinkjapan.com/
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  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  2. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  3. 石坂晃
    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、福岡県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方、韓国語を独学で習得(韓国語能力試験6級)。退職後、2024年3月に玄海農財通商合同会社を設立し代表に就任、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサルティングや韓国農業資材の輸入販売を行っている。会社HP:https://genkai-nozai.com/home/個人のブログ:https://sinkankokunogyo.blog/
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    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 堀口泰子
    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
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