ニチリウ永瀬と九州大学、キュウリの自動栽培システムの開発に着手

農業資材や肥料、家庭園芸用品の販売事業を展開する株式会社ニチリウ永瀬は、「welzo研究農場」を福岡県福岡市西区今津に開設した。

welzo研究農場の落成式

AIを活用した自動栽培システムの開発を目指す


「welzo研究農場」は、高性能カメラや各種環境測定機器を使用して農作物の生育状況を評価する研究用の農業施設。敷地面積は約1000坪で5棟のビニールハウスが並んでいる。

welzo研究農場

現在は、キュウリの収穫量を平均反収の2倍(10アール当たり50トン以上)にすることを目標に、九州大学大学院農学研究院と共同で、ハウス内の空調管理や灌水・施肥作業を自動で実行するAI搭載型の自動栽培システムの開発に着手。令和5年度にはAIへのラーニングを開始して自社システムの構築を進める方針を打ち出している。

今後は、ナス、ピーマン、メロン、イチゴなど施設園芸全般を対象にしたスマート農法および資材の開発も進めていく計画とのこと。


株式会社ニチリウ永瀬
https://www.nichiryunagase.co.jp/
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
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    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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    鈴木かゆ
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    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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