果物狩りで発生する業務を一元管理する「クダモノガリプラス」の提供がスタート

リモートワークをしながら農業を体験できるノウタスワーケーションの企画・運営等を手がけるノウタス株式会社は、果樹園で果物狩りを開催する際に必要な業務をサポートする「クダモノガリプラス」の提供を長野県でスタートした。

観光農園の運営に関わる業務を一元で管理


「クダモノガリプラス」は、予約受付や入場管理、商品説明、代金の決済などの業務をスマートフォン上で一元管理するプラットフォーム。

人手不足に悩む家族経営の果樹農家でも簡単に果物狩りイベントを開催できるのが特長で、果物狩りを体験した後に参加者自らが料金を決める「あと値決め」の仕組みも導入しているという。

クダモノガリプラスの概要図

2022年10月に長野県須坂市の岡木農園で実施した実証実験の様子

クダモノガリプラスのプロモーション映像

2022年11月28日には、本格始動の第一弾として長野県長野市でりんご農園を営むキタイチ果樹園と提携し、同サービスを活用した果物狩りイベントも開催。今後は、りんご以外の果樹にも対象を広げていく予定となっている。

同社は「クダモノガリプラス」の提供を通じ、人手不足など家族経営の果樹農家が抱える課題を解決していきたい考えだ。


ノウタス株式会社
https://www.notas.co.jp/
SHARE

最新の記事をFacebook・メールで
簡単に読むことが出来ます。

RANKING

WRITER LIST

  1. よないつかさ
    1994年生まれ、神奈川県横浜市出身。恵泉女学園大学では主に有機栽培について学び、生活園芸士の資格を持つ。農協に窓口担当として5年勤め、夫の転勤を機に退職。アメリカで第一子を出産し、子育てをしながらフリーライターとして活動。一番好きな野菜はトマト(アイコ)。
  2. syonaitaro
    1994年生まれ、山形県出身、東京農業大学卒業。大学卒業後は関東で数年間修業。現在はUターン就農。通常の栽培よりも農薬を減らして栽培する特別栽培に取り組み、圃場の生産管理を行っている。農業の魅力を伝えるべく、兼業ライターとしても活動中。
  3. 槇 紗加
    1998年生まれ。日本女子大卒。レモン農家になるため、大学卒業直前に小田原に移住し修行を始める。在学中は、食べチョクなど数社でマーケティングや営業を経験。その経験を活かして、農園のHPを作ったりオンライン販売を強化したりしています。将来は、レモンサワー農園を開きたい。
  4. 沖貴雄
    1991年広島県安芸太田町生まれ。広島県立農業技術大学校卒業後、県内外の農家にて研修を受ける。2014年に安芸太田町で就農し2018年から合同会社穴ファームOKIを経営。ほうれんそうを主軸にスイートコーン、白菜、キャベツを生産。記録を分析し効率の良い経営を模索中。食卓にわくわくを地域にウハウハを目指し明るい農園をつくりたい。
  5. 田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。