機能性もち麦を使ったおむすび「NARO Style おむすび弁当」1日10食で限定販売中

農研機構と株式会社イワイが共同で開発した「NARO Style おむすび弁当」が、おむすび権米衛 農林水産省店で1日10食限定で発売される。販売期間も9月24日(火)~12月13日(金)までの12週間を予定している。


農研機構監修のもと開発された「NARO Style おむすび弁当」は、同機構が育成した機能性成分(食物繊維β-グルカン、ポリフェノール等)を多く含む農林水産省店だけのオリジナル弁当だ。

以前開発したNARO Style弁当にも使用されたもち麦品種「キラリモチ」を使ったおにぎりは、生活習慣病予防効果のヒト介入試験の結果にて、同弁当をふうき茶と併せて12週間平日の昼間に継続して食べたところ、内臓脂肪面積が平均9.2平方センチメートルも減少したことが立証されている。

おむすびの他にも弁当には、キラリモチを30%(2gのβ-グルカン)を含むおむすびが2個、唐揚げ、ミニトマト、たくあんなど3種類の日替わりお惣菜が詰め込まれており、ボリューム感も抜群だ。

同機構を所管する農林水産技術会議事務局では、今後も農林水産・食品分野における研究の推進を通じて、一般消費者の健康づくりに貢献していく考えを示している。

<参考リンク>
農研機構
株式会社イワイ・おむすび権米衛
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  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
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    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、福岡県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方、韓国語を独学で習得(韓国語能力試験6級)。退職後、2024年3月に玄海農財通商合同会社を設立し代表に就任、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサルティングや韓国農業資材の輸入販売を行っている。会社HP:https://genkai-nozai.com/home/個人のブログ:https://sinkankokunogyo.blog/
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    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
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    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
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