ドミノ・ピザ、一次産業の生産者を応援する「産直ドミノ基金アワード2023」の募集を開始

宅配ピザチェーン「ドミノ・ピザ」を展開する株式会社ドミノ・ピザジャパンは、「産直ドミノ基金®」を通じて日本の生産者の今と未来を応援する「産直ドミノ基金アワード2023」の募集を2023年11月14日(火)から開始した。〆切は2024年1月9日(火)18:00まで。


一次産業の生産者のチャレンジを応援


ドミノピザは、ニッポンの生産者の今と未来を応援することを目的に、社会や環境問題の改善を目指した具体的な活動を実施している団体を助成する「産直ドミノ基金」を設立。2023年5月からは、任意で受けた注文の総額を100円単位で切り上げ、その端数を寄付する「端数寄付プログラム」を開始し、10月末までに合計597万5321円の寄付を集めている。

産直ドミノ基金を通じて開催する「産直ドミノ基金アワード2023」は、「農林水産業を通じて地域との結びつきをつくる」をテーマに新しい農林水産業へのチャレンジを応援するもの。

部門は、「農福・林福・水福連携」、「若手従事者」、「スマート農業・林業・漁業」、「子どもと農業・林業・漁業」、「地域と農業・林業・漁業」の5つで、各部門1団体を対象に10万円~100万円(※総額最大500万円)の賞金が贈られる。

農福連携・林福連携・水福連携」部門では、障がい者や高齢者が農業・林業・漁業に携わることでそれぞれの分野が抱える課題を解決し、地域共生社会の実現につなげる取り組みを表彰。

「若手従事者」部門では、農業・林業・漁業に興味を持つ若者が増え、若者の就業が進むことで、一次産業就業者の高齢化や従事人口の減少を食い止め、未来志向型一次産業が進む取り組みを表彰。

「スマート農業・林業・漁業」部門では、ロボット技術ICTを活用して、高品質な農林水産物の生産を実現し、また改善、強化を進める取り組みを表彰。

「子どもと農業・林業・漁業」部門では、普段は土にふれることがない生活をしている子どもが、作物を育てる、調理する、食べるなど、農・林・漁の体験を通じて食を学ぶ取り組みを表彰。

「地域と農業・林業・漁業」部門では、地域の多様な人々と農業・林業・漁業をつなぐ活動で、地域の課題解決や活性化につながる取り組みを表彰する。

同社は、「産直ドミノ基金アワード2023」の開催を通じ、「全国各地で行われている農林水産業における取り組みやチャレンジにスポットを当て、広く発信することで農業をはじめとする一次産業の持続可能な発展に貢献することを目指す」としている。

「産直ドミノ基金アワード2023」概要


表彰内容
1)表彰状の授与
2)賞金(各部門)10万円~100万円※賞金額は授賞時に決定。
3)表彰部門
・農福連携・林福連携・水福連携の部
・若手従事者の部
・スマート農業・林業・漁業の部
・子どもと農業・林業・漁業の部
・地域と農業・林業・漁業の部
・CEO特別賞 ※各分野の中で特に優れている活動をドミノ・ピザ ジャパンCEOが表彰
※応募はいずれか1部門のみ。複数部門への応募は不可
※授賞該当がない場合も有り

募集対象・応募資格
任意団体、NPO法人、一般社団法人、協同組合、住民自治組織、教育機関のクラブ等、日本国内に所在する非営利法人、非営利団体、および農業法人など。
※法人格の有無、および活動年数は不問
※農業法人、林業法人または漁業法人以外の営利法人は対象外

応募条件
1)メディアやドミノ・ピザジャパン関係者が参加する授賞式を受賞団体の活動現場で開催できること
2)氏名や活動参加者の顔、活動の様子をドミノ・ピザウェブサイトや公式SNS上に掲載しても支障が無いこと
3)活動の様子の紹介などメディアを招いたイベントに協力できること
※個人情報保護配慮が必要な場合には応募時にその旨を記載

応募期間
2023年11月14日(火)~2024年1月9日(火)18時必着 ※期日厳守

応募方法
エントリーフォームと推薦者コメントのフォームをダウンロードして入力し「産直ドミノ基金アワード2023」の問い合わせ先までメールで送信する。
※推薦者コメント(活動が対象分野で実績を上げていると関係者が推薦する内容の書面)、団体の規約、定款または会則、その他団体の活動内容がわかるパンフレットなどをPDFデータ等で添付
※提出した資料は返却しない
※推薦者コメントは1名のみ

選考方法
「産直ドミノ基金®」およびドミノ・ピザ ジャパン関係者らで構成する選考委員会が選考
※選考過程は公表しないが追加の資料の提出やヒアリングを求める場合も有り
※選考の経緯や選考理由については問い合わせを受けても回答しない

選考基準
1)農林水産業を通じた、地域との結びつきの発展に資するものであること
2)社会課題、地域課題の解決に向けた取り組みであること
3)持続性、発展性が見込まれる取り組みであること
※2022年度助成先の団体の応募も可能

発表
選考結果の発表は2024年2月9日(金)を予定

授賞式
授賞式は受賞団体の活動現場で行う
※ドミノ・ピザ ジャパン役員または産直ドミノ基金理事が出席
※授賞式の方法については受賞団体と相談
※授賞式はメディアを招致する予定


「産直ドミノ基金 アワード2023」ウェブサイト
https://www.dominos.jp/sanchoku/charity/koubo
「産直ドミノ基金」ウェブサイト
https://www.dominos.jp/sanchoku/charity
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  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  2. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  3. 石坂晃
    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、福岡県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方、韓国語を独学で習得(韓国語能力試験6級)。退職後、2024年3月に玄海農財通商合同会社を設立し代表に就任、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサルティングや韓国農業資材の輸入販売を行っている。会社HP:https://genkai-nozai.com/home/個人のブログ:https://sinkankokunogyo.blog/
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    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
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    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
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