埼玉県が「スマート農業技術導入プラン作成研修」を8月6日より開始、受講者を募集中

埼玉県は、スマート農業技術の導入に意欲的な埼玉県内の農業者を対象とした「スマート農業技術導入プラン作成研修」の受講者募集を開始した。受講料は無料で、〆切は2024年7月29日(月)まで。


個別相談や実演付き研修で計画的な導入をサポート


「スマート農業技術導入プラン作成研修」は、埼玉県が2023年から実施している農業研修で、スマート農業技術の概況や導入事例に加え、経営課題の分析や収支計画、投資判断の考え方も併せて学び、個別相談を通じて受講者が導入プランを作成する実践的な内容になっている。

さらに今回は、新たな試みとして、スマート農業技術の実演および操作体験がカリキュラムに加えられ、受講者はよりスマート農業技術に対する理解を深められるという。

講義は8月6日から10月31日までの全6回となっており、スマート農業技術の導入を具体的に検討している埼玉県内の農業経営体の経営者または担当者が対象だ。

開催スケジュール

8月6日(火)、21日(水)、29日(木)
講義
場所:埼玉県農業大学校(熊谷市樋春2010)

9月5日(木)
県内ほ場での実演・操作体験等を実施
場所:未定

9月25日(水)~27日(金)
個別相談
場所:オンライン

10月31日(木)
講義
場所:さいたま市内会議室


募集概要

「スマート農業技術導入プラン作成研修」
募集定員:20名
受講費:無料
申込URL:https://apply.e-tumo.jp/pref-saitama-u/offer/offerList_detail?tempSeq=74461
申込〆切:2024年7月29日(月)

なお、応募多数の場合は、申し込み時に記載された内容を基に受講者を決定するとのこと。


埼玉県スマート農業専用サイト「ぷらっと・さいたま -スマート農業導入ナビ-」お知らせ・イベントページ
https://smartagri-navi.pref.saitama.lg.jp/event/2108/
埼玉県農林部農業支援課
https://www.pref.saitama.lg.jp/soshiki/a0903/index.html
SHARE

最新の記事をFacebook・メールで
簡単に読むことが出来ます。

RANKING

WRITER LIST

  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. さとうまちこ
    さとうまちこ
    宮城県の南の方で小さな兼業農家をしています。りんご農家からお米と野菜を作る農家へ嫁いで30余年。これまで「お手伝い」気分での農業を義母の病気を機に有機農業に挑戦すべく一念発起!調理職に長く携わってきた経験と知識、薬膳アドバイザー・食育インストラクターの資格を活かして安心安全な食材を家族へ、そして消費者様に届けられるよう日々奮闘中です。
  3. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  4. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
パックごはん定期便