ヤンマーグリーンファーム、国内農機メーカー初のグローバルGAP認証を取得

ヤンマーシンビオシス株式会社は、自社運営のヤンマーグリーンファームで行っている水耕レタス栽培において、国内農機メーカーとして初めてグローバルGAP認証を取得した。


グローバルGAPは、食品安全・労働環境・環境保全について国際基準を満たした企業に与えられる認証。特に欧米では多くの流通大手から、調達に際して生産者にグローバルGAP認証が求められている。

ヤンマーグリーンファームは、障がいのある方の雇用を推進する共生社会の実現を目指して2014年4月に設立、同年10月に特例子会社認定を受けてヤンマーのグループ会社になった。グリーンファーム内にある滋賀県栗東センターでは、農産物の生産・販売など、農業を通じて地域や人の暮らしを豊かにする事業を展開しており、収穫した水耕レタスは、週末に一般開放しているヤンマー社員食堂のサラダに使用されたり、ヤンマーが運営する各施設に出荷されたりしている。

同社では、「ASIAGAP」「JGAP」推奨認定を受けた農作業効率化支援ICTシステム「SMARTASSIST REMOTE」なども提供している。今回ヤンマーグループとしてグローバル認証を取得したことにより、今後GAP認証取得を目指す担い手農家や農業法人に対して、トレーサビリティ管理や営農に関する情報提供など幅広く支援できるような体制を目指すという。



<参考URL>
ヤンマーシンビオシス株式会社
GGAPとは | GAP普及推進機構/GLOBALG.A.P.協議会
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. さとうまちこ
    さとうまちこ
    宮城県の南の方で小さな兼業農家をしています。りんご農家からお米と野菜を作る農家へ嫁いで30余年。これまで「お手伝い」気分での農業を義母の病気を機に有機農業に挑戦すべく一念発起!調理職に長く携わってきた経験と知識、薬膳アドバイザー・食育インストラクターの資格を活かして安心安全な食材を家族へ、そして消費者様に届けられるよう日々奮闘中です。
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    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
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    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
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    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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