西部開発農産、米などを定期的に産地直送販売する公式ネットショップをオープン

日本最大級の農業生産法人である株式会社西部開発農産は、米、乾麺、味噌、きたかみ牛の精肉を購入できる公式ネットショップ「せいぶ農産公式ネットショップ」を8月1日にオープンした。JGAPASIAGAP認証を取得した農場で生産した安心・安全な農産物を、定期的に産地から直送する。


西部開発農産では、2017年3月にJGAP、同年12月にASIA GAPを取得し、6次産業化により自社生産物の加工から販売までを一元的に手がけおり、同年10月には自社農場栽培の米(ひとめぼれやミルキークイーン)、自社農場栽培の蕎麦、小麦、米を100%使用した加工品である乾麺(そば/うどん/そうめん)、自社農場栽培の大豆を使用した味噌(ひまわり味噌/わが味噌)、自社生産のきたかみ牛の精肉やハンバーグを販売する直営店「せいぶ農産発焼肉DINING まるぎゅう」を開店。今回、その直営店の商品を公式ネットショップで全国から購入可能になったかたちだ。

中でも特に、日常的に使用する米の買い物についての利便性を考え、ネットから定期購入を申し込めば宅配便で精米したての新鮮な米を毎月届けるサービスを開始。米が重くて買い物には不便を感じる都市住民を中心に、米の産地から定期的に直送することで問題解決を図るとしている。

<参考URL>
西部開発農産公式ホームページ
直営店「せいぶ農産発 焼肉DINING まるぎゅう」ホームページ
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  1. 加藤拓
    加藤拓
    筑波大学大学院生命環境科学研究科にて博士課程を修了。在学時、火山噴火後に徐々に森が形成されていくにつれて土壌がどうやってできてくるのかについて研究し、修了後は茨城県農業総合センター農業研究所、帯広畜産大学での研究を経て、神戸大学、東京農業大学へ。農業を行う上で土壌をいかに科学的根拠に基づいて持続的に利用できるかに関心を持って研究を行っている。
  2. 槇 紗加
    槇 紗加
    1998年生まれ。日本女子大卒。レモン農家になるため、大学卒業直前に小田原に移住し修行を始める。在学中は、食べチョクなど数社でマーケティングや営業を経験。その経験を活かして、農園のHPを作ったりオンライン販売を強化したりしています。将来は、レモンサワー農園を開きたい。
  3. 沖貴雄
    沖貴雄
    1991年広島県安芸太田町生まれ。広島県立農業技術大学校卒業後、県内外の農家にて研修を受ける。2014年に安芸太田町で就農し2018年から合同会社穴ファームOKIを経営。ほうれんそうを主軸にスイートコーン、白菜、キャベツを生産。記録を分析し効率の良い経営を模索中。食卓にわくわくを地域にウハウハを目指し明るい農園をつくりたい。
  4. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  5. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
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