スマート農業のいまと未来がわかるイベント「OPTiM INOVATION 2019」開催

AIやテクノロジーを活用した農業の事例を知るイベントが開催


AI・IoTビッグデータプラットフォームのマーケットリーダーである株式会社オプティムが、イノベーションをテーマとしたイベント「OPTiM INOVATION 2019」を2019年10月24日、25日の2日間、東京の目黒・雅叙園で開催する。AIやIoTなど最先端のテクノロジーを利用し、農業の活性化に力を入れているオプティムによるこのイベントでは、スマート農業関連の講演や展示が多数行われる。

さまざまな業種から全22講演が予定されているが、ここでは農業関連のテーマの講演内容をご紹介。
ぜひ足を運んで、次世代の「稼げる農業」とはどんなものかを体感してもらいたい。


イベント申し込みはこちらから。
OPTiM INNOVATION 2019 イベント公式ページ
https://www.optim.co.jp/event/201910-optiminnovation

初日は前農水省事務次官の奥原正明氏が登壇


10月24日の初日、注目なのが、15時スタートの前農林水産事務次官の奥原正明氏が登壇するパネルディスカッション。
テーマは「農政改革で加速するAI農業の未来」だ。

農水省で先頭に立って農政改革に取り組んできた奥原氏が描く、テクノロジーを活用した未来の農業とは、どんなものなのか。
日本の農業のこれからを考える上で、ぜひ聞いておきたいパネルディスカッションとなるはずだ。

初日の12時からは、株式会社オプティム代表取締役社長の菅谷俊二氏による基調講演も行われる。
あらゆる産業で、AIをはじめとする最先端テクノロジーの活用方法を提案するオプティムだが、AI×農業に力を入れているだけに、農業関連も多く話題にのぼるだろう。

また、17時からは石川県農林総合研究センター所長の島田義明氏による「石川県が描く近未来型水稲直播栽培への挑戦」という、オプティムと取り組む水稲直播栽培についての講演も行われる。

2日目はテクノロジーで“稼げる農業”を目指す講演


13時40分からは、「日本初!! スマート農業商社の目指す姿」(仮)という講演も行われる。
これは日本初の“スマート農業商社”である株式会社オプティムアグリ・みちのく 代表取締役社長の速水一仁氏による講演。オプティムと株式会社みちのく銀行が設立した地域商社が、基幹産業である農業の効率化にどのように取り組むのかが語られる。

また、10月25日には17時から、株式会社オプティム ディレクター休坂健志氏による講演「OPTiMが目指す農業の未来像 ~“稼げる農業”をIoT・AI・Robotを使って実現する~」(仮)が行われる。これまでにオプティムが取り組んできた、テクノロジーを活用した農業の事例と、これからのビジョンが語られるだろう。

取り組み事例が豊富なオプティムだからこその、スマート農業に対する実例と今後を知ることができるだろう。

ここまで講演を紹介してきたが、イベントの展示エリアではAIサービスのデモ、農業ビジネスを通じてつくられた農作物の試食会など約40の展示を予定。

当日会場では、AI活用の相談から、オプティムとそのパートナーが提供するAIサービスの導入相談も可能。
農業の新しい「イノベーション」を存分に体感できる場になる。

参加費は無料。参加申し込みはこちらから。
■OPTiM INNOVATION 2019 イベント公式ページ
https://www.optim.co.jp/event/201910-optiminnovation

【イベント開催概要】

OPTiM INNOVATION 2019
会場:ホテル雅叙園東京(東京都目黒区下目黒1丁目8−1)
開催期間:2019年10月24日~25日 <2日間>
開催時間:
10月24日
講演 12:00~18:40/展示 13:00〜17:30
10月25日
講演 10:00〜17:40/展示 10:00〜17:30
参加費:無料・事前登録制
主催:株式会社オプティム
OPTiM INNOVATION 2019 イベント公式ページ
https://www.optim.co.jp/event/201910-optiminnovation

【農業関連の講演一覧】

■10月24日(木)
・A-1 12:00~13:30
基調講演
株式会社オプティム 代表取締役社長 菅谷 俊二

・B-1 15:00〜16:00
パネルディスカッション「農政改革で加速するAI農業の未来」
株式会社オプティム エグゼクティブアドバイザー:奥原正明

・C-3 17:00〜17:40
「石川県が描く近未来型水稲直播栽培への挑戦」
石川県農林総合研究センター 所長:島田義明

■10月25日(金)
・G-2 13:40〜14:20
(仮)「日本初!!スマート農業商社の目指す姿」
株式会社オプティムアグリ・みちのく 代表取締役社長:速水一仁

・H-5 17:00〜17:40
(仮)「OPTiMが目指す農業の未来像 ~“稼げる農業”をIoT・AI・Robotを使って実現する~」
株式会社オプティム ディレクター:休坂健志
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  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  2. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  3. 石坂晃
    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、九州某県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方で、韓国語を独学で習得する(韓国語能力試験6級取得)。2023年に独立し、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサル等を行う一方、自身も韓国農業資材を輸入するビジネスを準備中。HP:https://sinkankokunogyo.blog/
  4. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 堀口泰子
    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
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