マルチスペクトルカメラ(まるちすぺくとるかめら)
マルチスペクトルカメラとは、人間の目では認識できない紫外線や赤外線などの不可視光線を記録できるカメラのこと。農作物に反射した光をマルチスペクトルカメラで撮影することにより、生育状況などを調べることができるようになる。
マルチング(まるちんぐ)
マルチングとは、畑の表面をプラスチックフィルム等で覆うこと。地温調節、水分保持、雑草や病害の防止のために行われる。単に「マルチ」とも呼ばれる。
ミニマム・アクセス米(みにまむあくせすまい)
ミニマム・アクセス米とは、1993年の世界貿易機構(WTO)によるガット・ウルグアイ・ラウンドでの農業協定により定められた、最低限輸入が義務付けられている米のこと。略称はMA米。日本は米の輸入を制限する措置を希望したため、タイ、米国、オーストラリア、中国などから年間約77万トンを輸入している。ちなみに、世界の輸出量1位はインドで1200万トン、日本の輸出量は12万トン(2018年〜2019年時点)。
明渠(めいきょ)
明渠とは、一般的に「側溝」と呼ばれるふたが開いたタイプの排水路のこと。
モーダルシフト(もーだるしふと)
モーダルシフト(modal shift)とは、トラック等による貨物輸送を、鉄道や船舶に切り替える物流手段の転換のこと。物流コスト削減をはじめ、自動車に比べてCO2排出などの環境負荷を大幅に軽減でき、長距離移動に必要な労働力不足の解消につながることから、国も積極的に推進している。