用語辞典

焼畑農業(やきはたのうぎょう)

焼畑農業とは、森林や草原などを開墾して火で焼いたのち、その場所で作物などを育てる農法。熱や灰による土壌改良や、雑草、病害虫の防除効果もある。主に開墾技術や道具が乏しい発展途上国で用いられているが、煙による大気汚染などの問題もある。「野焼き」とは別物。

誘引(ゆういん)

誘引とは、植物などの栽培において、枝やつるなどを支柱に巻きつけて生長の形を整えること。

有機肥料(ゆうきひりょう)

栄養成分である窒素・リン酸・カリウムを含む動植物性肥料のこと。例として、油かす、草木灰、骨紛、鶏糞などがある。

UGV(ゆーじーぶい)

「UGV」とは、人間が操縦せずに無人で走行できる車両のこと。英語では「unmanned ground vehicle」。UGVの「無人走行車」に対して、荷物を運ぶ目的のものを「AGV」(Automatic Guided Vehicle)と呼ぶ。

Uターン(ゆーたーん)

Uターンとは、地方都市から大都市などに移住し、再び地方都市などに帰ることを指す言葉。「U」の文字の通り、田舎から都会へ出て、再び田舎へ帰る動きを示している。

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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  3. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
  4. 鈴木かゆ
    鈴木かゆ
    1993年生まれ、お粥研究家。「おかゆ好き?嫌い?」の問いを「どのおかゆが好き?」に変えるべく活動中。お粥の研究サイト「おかゆワールド.com」運営。各種SNS、メディアにてお粥レシピ/レポ/歴史/文化などを発信中。JAPAN MENSA会員。
  5. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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