玄米粥も気軽にできちゃう!スマート米の「無洗米玄米」を食べてみた<お粥研究家・鈴木かゆ>

24時間お粥のことを考えている人こと、お粥研究家の鈴木かゆです!

玄米っておいしいですよね〜……! 香ばしさもさることながら、特有の歯触りも、噛み締めるほどに出てくる甘味も、ゆっくりと味わう食事にぴったりで大好きです。

でも最近は「手作り系のちょっとおしゃれな店」で外食として食べることがほとんどでした。

理由は、思いつきでは食べられないから。

玄米はおいしいけれど、計画性が求められる……


一般的に家で玄米ごはんを炊くとなると、米粒の表面に傷をつけるようにしっかり研いで、一晩の浸水が必要です。玄米のおかゆも下ごしらえは同じです。やはり、しっかりと研ぐことと、一晩の浸水は必須。

ということは、「今日は玄米のおかゆが食べたいなぁ」と思っても、急には食べられない……「おいしいのはおいしいけれど、ハードルが高いなあ……」と、思っていました。

そんなわけで、編集部の方に「無洗米玄米」を教えていただいて驚きました!

「無洗米玄米」は、玄米ごはんのハードルだと思っていた「洗米」も「一晩の浸水」もスキップできてしまうそうで!

え〜、ほんとうだったら、革命的すぎる!



▼レビューした商品
スマート米「令和5年産 スマート米 山形県産 はえぬき 無洗米玄米 (残留農薬不検出)」 1880円(税込)

スマート米とは?
先進のIT技術を利用して農薬や肥料の使用量を最小限に抑えて育てたお米。お子さまからお年寄りまで、すべての方に安心・安全に食べていただけるお米を、全国のこだわりの生産者とともにつくっています。

無洗米玄米の玄米ごはん


まずは普通に「玄米ごはん」としていただいてみます。

我が家はいつもお鍋でごはんを炊いているのでそれと同じように。いつも通り浸水させて、白米と同じ水分量で炊いてみると……。

みて! ばっちり「カニ穴」!


炊き上がりの表面にぽこぽこぽことできる大きめの穴(通称「カニ穴」)は、ちょうど良い水分量で、上手にお米の間から勢いよく泡が立ち上がったときにできるのだとか。

白米と同じように炊いてちゃんとカニ穴ができるということは、無洗米玄米はほんとうに特別な浸水いらずの玄米なのですね。


炊き上がったごはんは、まさに求めていた「玄米ごはん」!

玄米らしい香ばしさやぷちぷち感、食べ応えはしっかりです。


それでいて、求めていた粘り気があって……すごい、ていねいに炊いた玄米ごはんと変わらないなんて。噂はほんとうでした。

ごはんで白米と同様に炊けるということは、お粥も白米を使ったおかゆと同じように調理できるかも?

お粥研究家の血が騒ぎ、試してみました!

無洗米玄米の玄米粥


通常の白粥をやわらかめに炊くのと同じように作ってみます。

鍋に無洗米玄米1/2合(75g)と、水700mlを入れて、鍋底を平らにならします。中火にかけて温度を上げていきます。


沸騰したら、ぽこぽこと波打つ程度の火加減で40分煮込みます。


ふきこぼれ防止に鍋に箸を渡してフタをすると安心です。

最後に、小さじ1/3程度の塩で味をととのえます。


全体の水分が均一になるように混ぜて、フタをして5分ほど蒸らしたら、完成!


丁寧な洗米も、一晩の浸水もなく、ほんとうに普通の白米と同じ作り方で玄米粥ができちゃいました!

しっかり香ばしい玄米粥は、素朴な添え物と一緒に。


仕上がりは、とろり。ああ、おいしい。


この「とろり感」は、すごいことなのです。

ふつうの玄米を浸水せずにおかゆにしようとしても、お米はここまで開きません。水分と米が分離したままの、パサポソの仕上がりになるのがふつうです。

こんなに手間抜きをして、ちゃんとおいしい玄米粥に出会うことができるなんて。感動です!

玄米特有のつぶつぶ感も、甘みも、堪能することができました。

まとめ:「ふつうのおかゆ」が嫌いな方にも是非!


玄米好きの方にとって革命の無洗米玄米。お粥研究家的には、ぜひ「ふつうのおかゆ」が苦手な方に「無洗米玄米のおかゆ」を試していただきたいです!

実は「白米のおかゆはダメだけど、玄米のおかゆなら好き」という方も一定数いらっしゃいます。

白米のおかゆの上あごでも潰せるやわらかい食感や、淡いお米の香りが、好きな人にとっては魅力的。一方で、おかゆが苦手な理由になるのも事実です。

その点、玄米のおかゆなら、つぶつぶとした歯応えや、ポップコーンのような力強い穀物の香ばしさがあるため、「玄米のおかゆなら好き!」と、思える方もいらっしゃるようで。

ただていねいに研いで、一晩浸水して……と手間のかかるものをおすすめするのはちょっと気が引けたのですが(笑)、無洗米玄米の気軽さなら、胸を張って「一度試してみてください!」とお伝えできそうです!

無洗米玄米を通して、玄米の魅力や、ひとくちひとくちを丁寧に味わいたくなるおかゆの魅力が、たくさんの方に届きますように!

お粥研究家の鈴木かゆでした。
 
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■玄米食を始めるなら白米のように炊ける「無洗米玄米」がおすすめ!


長時間の浸水や水加減など、何かと手間のかかる玄米の炊飯。玄米ごはんを無理なく続けたい方や玄米初心者の方は、炊きやすく加工した「無洗米玄米」がおすすめです。

SMART AGRI FOODから発売しているスマート米の「無洗米玄米」は、玄米の栄養価はほとんどそのままに、浸水時間もなく炊飯器の白米モードで炊ける玄米です。

いつでもふっくらおいしい玄米が炊けるので忙しい方にもおすすめです。

「スマート米」とは
全国各地のこだわりの農家さんと共にスマート農業を活用し、農薬の使用量を抑えて育てたお米です。玄米の状態で第三者機関の検査により「残留農薬不検出」と証明されたお米がそろいます。

各地の人気銘柄から、あまり見かけない貴重な銘柄をラインナップ。

お求めはスマート米オンラインショップ SMART AGRI FOOD  からどうぞ。

 


■レンジでもちもちの玄米が食べられる!パックごはん「寝かせ玄米ごはん」


SMART AGRI FOODのパックごはん「国産スマート米 寝かせ玄米ごはん」は、電子レンジで約2分温めるだけでもちもち食感のおいしい玄米が食べられるレトルトごはんです。

圧力釜で炊き上げた後、3~4日寝かせる「寝かせ玄米®」の製法で仕上げているので、玄米特有の食べにくさがありません。

忙しい方や、お弁当に持っていく方、家族の中で自分だけ玄米を食べるという方も、いつでも手軽にふっくら玄米をお召し上がりいだだけます。

玄米パックごはんが毎月届く!おトクな定期便


パックごはん「国産スマート米 寝かせ玄米ごはん」が毎月届く定期便もございます。

初回は50%OFF、2カ月目以降も定期便だけのお得な特別価格でお届け!

定期便なら買い忘れなくお得に玄米食を続けられます。

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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. さとうまちこ
    さとうまちこ
    宮城県の南の方で小さな兼業農家をしています。りんご農家からお米と野菜を作る農家へ嫁いで30余年。これまで「お手伝い」気分での農業を義母の病気を機に有機農業に挑戦すべく一念発起!調理職に長く携わってきた経験と知識、薬膳アドバイザー・食育インストラクターの資格を活かして安心安全な食材を家族へ、そして消費者様に届けられるよう日々奮闘中です。
  3. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  4. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
パックごはん定期便