地域農業のあり方や女性登用をテーマにした「農業リーダーズサミット2025」が11月27日に開催

株式会社マイファームは、農林水産省「令和7年度女性が変える未来の農業推進事業」の事業実施主体として、「農業リーダーズサミット2025 ―変革の時代を生き抜く地域農業の在り方― 女性登用の意義」を、2025年11月27日(木)に文京シビックホールにて開催する。参加費は無料。


農業分野における女性登用について専門家が解説


日本農業の発展・地域経済の活性化には、地域の誰もが個性と能力を十分に発揮し多様な活動に参画できる地域社会の実現が必要となる。日本では、女性は基幹的農業従事者の約4割を占めるが、農業分野における女性のリーダーの数はまだまだ少ないのが現状だ。

女性の登用を含めた組織の体制・方針・制度設計は、組織トップによるリーダーシップやコミットメントが不可欠であることから、今回、マイファームは「-変革の時代を生き抜く地域農業の在り方- 女性登用の意義」をテーマにしたサミットを開催する。

特別基調講演として元鳥取県知事・片山善博氏が登壇し、地域における女性登用の意義や組織トップの役割について講演する。また、一般社団法人全国農業会議所、JA全中、全国土地改良事業団体連合会のトップによる女性の登用に関する意思表明も行われる。

さらに、女性の人材育成の専門家・小安美和氏も登壇し、農業組織の成長に向けて活かせるヒントを参加者とともに探っていく。

農業委員会会長・農業委員、農協役員、土地改良区理事、自治体、農業経営者など、地域農業の在り方や農業界での女性登用について興味があれば誰でも参加が可能だ。

プログラム(予定)


9:30 開場
9:50 農林水産省挨拶
10:00~10:35 特別基調講演「地域における女性登用と組織トップの役割」
片山善博 氏(元鳥取県知事・元総務大臣、大正大学公共政策学科教授 兼 地域構想研究所長)
10:40~11:20 意思表明「農業分野の女性登用に向けた意気込み・取組方針の表明」
各農業関連組織のトップによるビジョンの表明を行う。後半は女性の人材育成の専門家による、女性登用に向けたポイントの紹介。
・一般社団法人全国農業会議所 専務理事 稲垣照哉氏
・JA全中(一般社団法人全国農業協同組合中央会) 常務理事 福園昭宏氏
・全国土地改良事業団体連合会 専務理事 室本隆司氏
・株式会社Will Lab 代表取締役 小安美和氏
11:20 閉会挨拶

開催概要

「農業リーダーズサミット2025 -変革の時代を生き抜く地域農業の在り方- 女性登用の意義」
日時:2025年11月27日(木)9:50~11:30(開場 9:30)
場所:文京シビックホール 小ホール(東京都文京区春日1丁目16-21)
定員:300名(先着順)
料金:無料
申込URL:https://tayori.com/form/396f0c624b814ca5a192b7d23f0ecdcb1e37d2f6/


農業リーダーズサミット2025 公式サイト
https://myfarm.co.jp/women/leaderssummit2025/
株式会社マイファーム
https://myfarm.co.jp/
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  3. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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    鈴木かゆ
    1993年生まれ、お粥研究家。「おかゆ好き?嫌い?」の問いを「どのおかゆが好き?」に変えるべく活動中。お粥の研究サイト「おかゆワールド.com」運営。各種SNS、メディアにてお粥レシピ/レポ/歴史/文化などを発信中。JAPAN MENSA会員。
  5. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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