「アグリフード EXPO 東京 2024」、東京ビッグサイトで8月21日〜22日に開催

日本政策金融公庫(日本公庫)は、2024年8月21日(水)、22日(木)の2日間、国産農林水産物・食品を対象とした展示商談会、第17回「アグリフードEXPO東京 2024」を開催する。入場は無料だが、事前登録が必要。


イベントは、全国各地の農林水産物・食品を取り扱う事業者(588先)と、国産農林水産物・食品の調達に意欲のあるバイヤーをつなぐ展示商談会。今回は、国の施策において国産農林水産物・食品の輸出市場開拓が重点的な取り組みに位置付けられていることを踏まえ、出展者の輸出拡大を支援するための各種企画を予定している。

また、円安や物価高のほか、食料安全保障の観点でも、国産農林水産物・食品の重要性が高まっている状況を踏まえ、食品産業における国産原材料の利用促進に関するセミナーも実施する。特に輸出支援に関する取り組みに力を入れており、国内輸出商社や海外バイヤーを招へいした「輸出商談会」、輸出や物流関係の専門家による「相談コーナー」なども設置される。

なお、本イベントは業界関係者とのビジネスを目的とした商談会であり、業界関係者でない一般人は来場できない点に注意。


開催概要


イベント名:第17回「アグリフードEXPO東京2024」
日時:2024年8月21日(水)〜22日(木)
会場:東京ビッグサイト東4ホール
主催:日本政策金融公庫
来場者登録:https://agrifood-expo.jp/


セミナー情報


8月21日(水) 14:00~16:30(定員100名)


相談コーナー参加機関によるリレー講演
相談コーナー参加機関の取り組み内容や提供サービス概要などについての紹介。相談コーナー対応機関より1名ずつ(※CBEC合同会社以外)

参加登録URL:https://direct.jfc.go.jp/w112_SeminarApply?id=452ef3c6-20a9-4706-87d6-834c12e65284


8月 22 日(木) 10:30~12:30(定員100名)


食品産業における国産原材料の利用促進と、産地連携の取組みについて

国産原材料の安定調達にかかる食品産業と農業との連携強化事例の紹介等

登壇者
  • 農林水産省 新事業・食品産業部 食品製造課 原材料調達品質管理改善室長 阿辺 一郎 氏
  • 農林水産省 農産局 園芸作物課 園芸流通加工対策室長 宇井 伸一 氏
  • 全国農業協同組合連合会 営業開発部 MD企画課課長 安藤 貴子 氏
  • 株式会社セブン‐イレブン・ジャパン 商品本部 地区MD統括部 総括マネジャー 鷲野 博昭 氏
  • 味の素食品北海道株式会社 取締役 素材開発部長 立川 浩史 氏
  • 味の素株式会社 食品事業本部 コンシューマーフーズ事業部 鈴木 博之 氏

参加登録URL:https://direct.jfc.go.jp/w112_SeminarApply?id=bf9a114d-2454-4e81-b579-48879c9207b0


8月 22 日(木) 13:00~15:30(定員100名)


輸出支援プラットフォームによる講演
各国・地域における輸出支援プラットフォームの取組みや日本食市場等についての講演 (輸出支援プラットフォームについては現地と会場をオンラインでつなぎ講演)

登壇者
  • 農林水産省 輸出国際局 国際地域課 国際専門官 前田 知秀 氏
  • 日本台湾交流協会 野田 広宣 氏(台湾輸出支援プラットフォーム)
  • JETRO 香港事務所 山﨑 裕介 氏(香港輸出支援プラットフォーム)
  • JETRO シンガポール事務所 伊藤 哲也氏(シンガポール輸出支援プラットフォーム)
  • JETRO ホーチミン事務所 川崎 美奈子 氏、安長 裕 氏(ベトナム輸出支援プラットフォーム)

参加登録URL:https://direct.jfc.go.jp/w112_SeminarApply?id=dd591041-0f01-4179-85a6-cb61a0b35fa9


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  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  2. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  3. 石坂晃
    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、福岡県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方、韓国語を独学で習得(韓国語能力試験6級)。退職後、2024年3月に玄海農財通商合同会社を設立し代表に就任、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサルティングや韓国農業資材の輸入販売を行っている。会社HP:https://genkai-nozai.com/home/個人のブログ:https://sinkankokunogyo.blog/
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    川島礼二郎
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    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
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