農作業委託をもっと手軽に。オプティム、「アグリポン」相談フォームを公開

株式会社オプティムは、農作業委託申込システム「アグリポン」の本格運用開始に合わせ、農家や農業法人、自治体などからの相談を受け付ける専用フォームを公開した。 農作業の依頼や受託、スマート農業導入に関する問い合わせに対応する。



農作業委託をオンラインで完結できる「アグリポン」


「アグリポン」は、さまざまな農作業の代行サービスを適正価格で共同購入できるサイト。スマートフォンなどから作業内容や希望日、ほ場情報を入力するだけで申し込みが完了し、見積もりや調整もデジタル上で進められる。これまで煩雑だったやり取りを簡素化できるため、農家にとっては依頼の負担が軽くなるという。

また、地域単位での作業をまとめて請け負う仕組みを構築することで、作業効率を高め、コストを抑制し、適正価格でサービスを利用できるという仕組みになっている。



メニューにない農作業委託の相談も可能


「農作業委託」と聞くと大がかりな作業を想像しがちだが、「アグリポン」ではより身近な相談も受け付けている。

たとえば、
  • 地域の農家と持ち回りで実施している畦畔の除草を、今年だけ依頼したい
  • 人手が足りず繁忙期の作業が間に合わないため、ピンポイントでお願いしたい
  • 高齢の家族が営農していてなかなか帰省できないため、夏場の作業だけ頼みたい
  • ドローン散布を試してみたいが、どこに相談すればいいかわからない
といった、日常の延長にある作業でも気軽に相談できるという。 


関連記事:キーワードは「スマート農業」「適正価格」「代行依頼」 ──スマホで作業代行を依頼できるサービス「アグリポン」がスタート


相談フォームの仕組みと利用手順


今回新たに追加された「相談フォーム」は、オプティム側が用意する既存のサービスラインナップに依存せず、ユーザーが必要とする農作業を同社のサプライチェーンから逆引きで提供するもの。利用者は以下の手順でリクエストを送信できる。

1. 専用フォームへのアクセス :下記リンクや相談用メニューより「問い合わせフォーム」へ移動する。
[アグリポン問い合わせフォーム]

2. 情報の入力:「お申込み項目」、「希望作物」、「希望作業」などをフォームに入力する。「お問い合わせ内容詳細」へフリーテキストの記載も可能。

3. 回答の受領:問い合わせ後、内容確認や提供可否の調査が行われ、入力したメールアドレスや電話番号宛に担当者から回答される。



オプティムが展開する農作業受託サービス


オプティムは、AI・IoT・ロボティクスを活用したスマート農業の社会実装を進めながら、全国で多様な農作業受託サービスを展開。2024年度のドローンによる農薬散布実績は累計2万6000ヘクタールに達し、大規模ほ場での省力化や作業者不足の解消に貢献している。

柑橘分野では、農薬散布の負担軽減や作業効率化に向けた取り組みが進んでおり、柑橘類のドローン防除サービスの現場を紹介するレポートも公開されている。

関連記事: ドローンでみかんの農薬散布を丸ごと代行! 「かんきつ類ドローン防除サービス」現場密着レポート

さらに近年は水稲分野でもサービスを拡大し、畦畔除草や収穫作業、圃場均平化など、地域の人手不足を補う体制を整えている。



アグリポン問い合わせフォーム
https://www.optim.co.jp/contact/agripon
アグリポン
https://www.optim.co.jp/agripon
株式会社オプティム農業DX事業
https://www.optim.co.jp/business/agriculture/


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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  3. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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    鈴木かゆ
    1993年生まれ、お粥研究家。「おかゆ好き?嫌い?」の問いを「どのおかゆが好き?」に変えるべく活動中。お粥の研究サイト「おかゆワールド.com」運営。各種SNS、メディアにてお粥レシピ/レポ/歴史/文化などを発信中。JAPAN MENSA会員。
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    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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