農業経営体の最新情報を解説するセミナー「農業における事業性評価の可能性について」開催

株式会社事業性評価研究所は、農業分野の“事業性評価”を解説する「農業における事業性評価の可能性について」のセミナーを、2019年7月22日に東京大手町 トラストシティカンファレンス・丸の内にて開催する。


農業就業者の急激な減少・高齢化に伴う事業継承や荒廃農地の問題を解決するために、農地の集約化と経営体の法人化が進められている。これを円滑に進めるには、適正な財務報告と公正な会社運営は欠かすことができない。

事業性評価研究所では、「数字では測りがたい『定性的な事業価値』を分析することで、整理または達成すべき経営課題を明らかにします。新たに農産品の価値が定義され、持続可能な農業への仕組みが明確になるでしょう。これらは投資効果の測定や、事業の成長性判断を通じて、事業継承方針、投融資に必要な情報となります。本セミナーでは、農業経営体をめぐる最新情報を、三つの視点から実例に基づいて解説致します」と、セミナーの目的と意義を語っている。

「農業における事業性評価の可能性について」セミナー概要
開催日 :2019年7月22日(月)13:00~16:30(受付開始 12:30~)
会場 :東京大手町 トラストシティカンファレンス・丸の内 Room2~4
(東京都千代田区丸の内1-8-1 丸の内トラストタワーN館11F)
参加費 :5000円(税込)
定員 :200名
主催 :株式会社事業性評価研究所
共催 :一般社団法人ALFAE

<プログラム>
【開会挨拶】
亀岡 孝治(三重大学大学院生物資源学研究科 教授)

【第1部】
「農業における第三者への事業継承の取り組みと課題」
山本 淳子(国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構
食農ビジネス推進センター 上級研究員)

【第2部】
「(事例紹介)事業性評価によって解決できること」
田井 政晴(株式会社事業性評価研究所 専務取締役)

【第3部】
「財務報告と内部統制」
大森 一幸(みのり監査法人 理事長)

【その他】
質疑応答


<参考URL>
セミナー「農業における事業性評価の可能性について」
株式会社事業性評価研究所

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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  3. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
  4. 鈴木かゆ
    鈴木かゆ
    1993年生まれ、お粥研究家。「おかゆ好き?嫌い?」の問いを「どのおかゆが好き?」に変えるべく活動中。お粥の研究サイト「おかゆワールド.com」運営。各種SNS、メディアにてお粥レシピ/レポ/歴史/文化などを発信中。JAPAN MENSA会員。
  5. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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