クミアイ化学工業、食と農の未来を考える「学生懸賞論文」の募集を開始

クミアイ化学工業株式会社は、「学生懸賞論文」の募集を2025年5月15日(木)より開始した。第14回を迎える今回のテーマは「食料と農業の未来-持続可能な社会を実現させる為に-」。締め切りは10月31日(金)。


食料と農業の未来を考える提案や意見を募集


農業は現在、世界的な人口増加や地球環境の変化、国内における農家の高齢化や担い手の不足、耕作放棄地の増加など、多くの課題が山積する中、さまざまな施策の策定や農業以外の分野と融合した新技術の開発が盛んに行われている。

クミアイ化学工業は、農薬の製造・販売などを行う企業。世界の食料・農業を支える企業として、未来を担う学生と一緒に、食や農業に関する問題を考え、持続可能な社会の実現に向けて事業活動を行っていきたいと考えている。

2012年から食農教育を目的に学生懸賞論文を募集しており、第14回となる今回は、「食料と農業の未来-持続可能な社会を実現させる為に-」をテーマに、学生からの自由なアイデアや提言を募集する。

応募要領


応募資格
大学、大学院、農業大学校、短期大学、専門学校に在籍する学生※グループによる共同執筆可

論文のテーマ
『食料と農業の未来』―持続可能な社会を実現させる為に―
食料や農業に関連した題材を取り上げ、自由に論じてください。

<参考>
食品ロス削減のための大規模マンション内でのフードドライブ
・国境を超えた耕作放棄地ゼロ社会を目指して
・農業の地域振興における空間経済学的アプローチ
・農業の課題と持続的な農業のあり方についての提言
・第2の緑の革命を目指した化学的アプローチ

応募規定
1.論文は本人によるもので、日本語で書いたものに限る。
2.応募は1人(1グループ)につき一編まで。
3.Wordで作成すること。
4.文字数4000字以上1万字以内(A4版横書き40×40字3~7枚)

提出方法
1.e-mailまたは、郵送。郵送の場合は、CD-RやDVD-Rなどの電子媒体に論文データを入れたものを同封して送る。
2.論文は表紙、要旨、本文の構成とし、表紙には「タイトル、氏名」を記入する。
3.A4用紙1枚に、本文の内容を簡潔にまとめる。
4.クミアイ化学工業のコーポレートサイトにある学生論文募集ページ(https://www.kumiai-chem.co.jp/kensyou/)から「応募申込用紙」をダウンロードし、必要事項を記入して、併せて提出する。

提出先
email:ronbun@kumiai-chem.co.jp
郵送:〒110-8782 東京都台東区池之端1丁目4-26 クミアイ化学工業株式会社 サステナビリティ推進部広報課宛

表彰
最優秀賞 50万円
優秀賞 20万円
特別賞 お米1年分

募集・発表時期
募集期間:2025年5月15日(木)~10月31日(金)※当日消印有効
結果発表:2026年2月※入賞者のみ


クミアイ化学工業 学生論文募集ページ
https://www.kumiai-chem.co.jp/kensyou/
クミアイ化学工業株式会社
https://www.kumiai-chem.co.jp/
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  3. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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    鈴木かゆ
    1993年生まれ、お粥研究家。「おかゆ好き?嫌い?」の問いを「どのおかゆが好き?」に変えるべく活動中。お粥の研究サイト「おかゆワールド.com」運営。各種SNS、メディアにてお粥レシピ/レポ/歴史/文化などを発信中。JAPAN MENSA会員。
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    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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