農林水産省のWebマガジン「aff(あふ)」がリニューアル

農林水産省は、省公式Webマガジン「aff(あふ)」のリニューアル版の配信を2020年6月からスタートした。

リニューアル版では、毎週水曜日を配信日とする週刊化への移行ほか、スマートフォン読者へ向けたユーザビリティの向上、PDFファイル版のレイアウト変更など紙面での情報提供が強化された。

スマホでの閲覧(左)、PDF版のイメージ(右)

「aff(あふ)」は、農林水産省が編集・発行する農林水産関係者および一般生活者向けのWebマガジンだ。
タイトルである「aff」は、農業を意味する「agriculture」と、林業を意味する「forestry」、水産業を意味する「fisheries」の頭文字をとったもの。

「aff(あふ)」は、1970年10月に農林水産省の月刊広報誌として創刊され、以来日本の農林水産現場をリポートした記事を多数掲載し、2019年5・6月合併号からWebマガジンへとなった。

リニューアル版の「aff(あふ)」は、より多くの読者に読んでもらえるよう、月刊(毎月初め)から週刊(毎週水曜日)への移行がされているほか、Webページもスマートフォンでの見やすさを意識した明るいデザインに一新。「紙面で読みたい」というニーズにも応えるため、PDF版のレイアウトも印刷して見開きで読めるように変更されている。

2020年6月のテーマは、「実はとっても大切な話 食育を学ぼう」


リニューアル版の「aff(あふ)」は、毎月決められたテーマをもとにした「特集」と、年間を通して2つのテーマを週替わり扱う「連載」の2つで構成される。

2020年6月のテーマは、「実はとっても大切な話 食育を学ぼう」で、近年注目を集める「食育」に関する内容を特集した記事や連載が掲載されている。

特集では、「ご当地の郷土料理の魅力 ふるさと給食自慢。」というトピックのもと、日本の給食の歴史や世界の給食を紹介。7月以降は全国各地域の給食を題材にした記事も掲載していく予定だ。

連載では「食を究めたスペシャリストが教えます 達人レシピ。」として、長野県のアスパラガス農家や山形県のさくらんぼ農家に聞いたおすすめレシピを紹介している。



農林水産省では、リニューアル版の提供を通じ「多くの関係者や生活者に読んでもらうことで、日本の農林水産業への関心をより一層深めてほしい」と述べている。


農林水産省公式Webマガジン「aff(あふ)」リニューアル版
https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/index.html
農林水産省
https://www.maff.go.jp/
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
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    北島芙有子
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  3. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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    鈴木かゆ
    1993年生まれ、お粥研究家。「おかゆ好き?嫌い?」の問いを「どのおかゆが好き?」に変えるべく活動中。お粥の研究サイト「おかゆワールド.com」運営。各種SNS、メディアにてお粥レシピ/レポ/歴史/文化などを発信中。JAPAN MENSA会員。
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    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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