ヤンマー、農業機械のオンライン展示会 「YANMAR ONLINE EXPO」の第2弾を公開

ヤンマーホールディングス株式会社のグループ企業で農業機械の販売やメンテンンス事業等を展開するヤンマーアグリジャパン株式会社は、期間限定のオンライン展示会「 YANMAR ONLINE EXPO」の第2弾を公開した。

この展示会は「新型コロナウイルス感染拡大の影響で、例年通りのリアルな展示会が開催できない」という流れから開始されたもので、2020年7月1日~9月13日に1回目が公開された。2回目となる今回の公開期間は、2020年10月14日(水)~2021年3月31日(水)まで。同社のホームページから入場できる。

「YANMAR ONLINE EXPO ~Autumn/Winter/Spring~」イメージ
ヤンマーホールディングスは、産業用エンジンの開発・製造を軸に農業部門や建機部門、船舶部門、 エネルギー部門等を展開する企業グループ。1912年に大阪で創業され、1933年には世界初となるディーゼルエンジンの小型実用化に成功した。

ヤンマーアグリジャパンは、ヤンマーグループの農機販売部門を担当する企業で、田植え機やトラクター、コンバイン等の大型機械やミニ耕運機、野菜関連機器等の販売・メンテナンス等を手がける。

ヤンマー独自の播種技術である「密苗」とは、慣行栽培とほぼ同じ管理方法で規模や地域、品種に関わらず、慣行栽培と同等の収量が確保できるコメの播種方法だ。

出典:ヤンマーの密苗|ヤンマーホールディングス株式会社

今秋の最新のスマート農機が一堂に会す


今回の展示会では、既存製品や今秋以降に発売が予定されている新製品およびスマート農機の紹介ブースに加え、独自技術である密苗に関する講演ブースや農作業安全に向けたコーナーが設けられている。

開催期間中には、乾燥機や調製機、 除雪機、 防除機、草刈機など関連メーカーが開発した新製品を含む新たなコーナーも設けていく予定だ。

開催概要


「YANMAR ONLINE EXPO~Autumn/Winter/Spring~」
日時:2020年10月14日(水)~2021年3月31日(水)
場所:オンライン
料金:無料
定員:なし


YANMAR ONLINE EXPO~Autumn/Winter/Spring~
https://www.yanmar.com/jp/agri/campaign/2020/10/expo/
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  3. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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    鈴木かゆ
    1993年生まれ、お粥研究家。「おかゆ好き?嫌い?」の問いを「どのおかゆが好き?」に変えるべく活動中。お粥の研究サイト「おかゆワールド.com」運営。各種SNS、メディアにてお粥レシピ/レポ/歴史/文化などを発信中。JAPAN MENSA会員。
  5. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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