キューサイ分析研究所、国内最大級の800項目の残留農薬一斉分析を開始

厚生労働省の登録検査機関であるキューサイ分析研究所は4月19日、従来行っていた790項目の残留農薬一斉分析に新たに10項目を追加し、800項目の一斉分析を開始した。


追加項目は取引先企業から食への安全の観点での強い要望やニーズを汲んだ項目や、新たに農薬として登録または基準値が再設定された項目。

キューサイ分析研究所では、独自の技術として食品ごとの「前処理」の方法を確立。検体である食品からの農薬の抽出及び測定を阻害する食品由来の成分の除去を迅速に行えるという。中には、検査が困難と言われる食品(コーヒー、香辛料、ホップ等)も独自に立ち上げた技術によって検査が可能となっている。

また、検体を2つに分けて1つの検体に一定濃度の農薬をあえて添加し、添加した量と同量の農薬が測定できるかを確認する「添加回収試験」を実施。同量であれば検体から農薬が検出されていないことが証明され、信頼性の高い検査結果となる。

<参考URL>
キューサイ分析研究所
http://www.nouyaku-bunseki.net/
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WRITER LIST

  1. 渡邊智之
    わたなべともゆき。一般社団法人日本農業情報システム協会(JAISA)代表理事、スマートアグリコンサルタンツ合同会社(SAC) 代表/CEO、総務省 地域情報化アドバイザー。大手IT企業に入社し、主に各種センサーによる生育関連データ蓄積及び作業記録アプリ等の開発を主導しつつ、農業法人に飛び込み農業を学ぶ。その後農林水産省でスマート農業推進担当として、政府のスマート農業関連戦略策定や現場の普及促進に努める。慶應義塾大学SFC研究所の研究員や、農林水産省や自治体のスマート農業に関する会議の有識者、座長としても参加。著書に「スマート農業のすすめ~次世代農業人【スマートファーマー】の心得~」(産業開発機構株式会社)がある。
  2. 三好かやの
    みよしかやの。しがないかーちゃんライター。「農耕と園芸」「全国農業新聞」等に記事を執筆。八王子市ユギムラ牧場でかぼちゃの「いいたて雪っ娘」栽培中。共著『私、農家になりました。』(誠文堂新光社)、『東北のすごい生産者に会いに行く』(柴田書店)等がある。http://r.goope.jp/mkayanooo
  3. 山口亮子
    やまぐちりょうこ。フリージャーナリスト。京都大学卒、北京大学修士課程修了。時事通信社を経てフリーに。主に農業と地域活性化、中国を取材。
  4. r-lib(アールリブ)
    これからのかっこいいライフスタイルには「社会のための何か」が入っている、をコンセプトにインタビュー記事やコラムなどを発信するメディア。r-lib編集長は奈良の大峯山で修行するために、毎年夏に1週間は精進潔斎で野菜しか食べない生活をしている。
  5. 水尾学
    みずおまなぶ。滋賀県高島市出身。大学卒業後、電子機器関連業務に従事。2016年に自家の柿農園を継ぐと同時に、IoT農業の実現を目指す会社、株式会社パーシテックを設立(京都市)。実家の柿農場を実験場に、ITを駆使した新しい農業にチャレンジしています。

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