農水省がスマート・オコメ・チェーンコンソーシアム設立大会を8月3日にオンライン開催

農林水産省は、コメのJAS規格制定に向けた取り組みを民間主導で実施してデータ駆動型のコメ流通を創造する「スマート・オコメ・チェーンコンソーシアム」の設立大会を2021年8月3日(火)にオンラインで開催する。開催時間は15時から17時まで。

一般傍聴の申込締切は2021年7月30日(金)の12時で、傍聴者には2021年8月2日(火)17時までに傍聴用のURLが送付される。傍聴は先着順で当日はWeb会議システム「Zoom」を使用する予定。

出典:農林水産省 スマート・オコメ・チェーンコンソーシアム設立大会ご案内

スマート・オコメ・チェーンコンソーシアムとは


「スマート・オコメ・チェーンコンソーシアム」は、農産物の生産から消費に至るまでの情報を連携して、生産の高度化や付加価値の向上、農業者の所得向上を目指すスマートフードチェーンを米の分野で構築し、民間主導によるJAS規格制定を進める共同事業体である。

コンソーシアムでは、民間主導によるJAS規格素案の策定と現場実証を柱に、国際標準化に向けた海外調査や国際ワークショップ等を展開していく方針を固めている。

当日のプログラムは以下の通りだ。

「スマート・オコメ・チェーンコンソーシアム」設立大会プログラム

1.開会挨拶
2.講演
・「オコメのグローバルスタンダードをめざして」(東京大学名誉教授・公益財団法人日本適合性認定協会理事長 飯塚悦功氏)
・「スマート農業からデータ駆動型フードシステムへ」(三重大学名誉教授・一般社団法人ALFAE代表理事 亀岡孝治氏)
3.事務局からの説明
・「スマートフードチェーンの取組とスマート・オコメ・チェーンとの連携について」(公益財団法人流通経済研究所 農業・環境・地域部門 部門長 折笠俊輔氏)
・「スマート・オコメ・チェーンコンソーシアムの活動について」(農林水産省農産局穀物課 米麦流通加工対策室長 上原健一氏)

開催概要

スマート・オコメ・チェーンコンソーシアム設立大会

日時:2021年8月3日(火)15時~17時
場所:オンライン(Web会議システム「Zoom」を使用予定)
料金:無料
定員:先着順

農林水産省「スマート・オコメ・チェーンコンソーシアム設立大会の開催及び一般傍聴について」
https://www.maff.go.jp/j/press/seisaku_tokatu/b_taisaku/210630.html
「スマート・オコメ・チェーンコンソーシアム設立大会」一般傍聴 参加申込
https://www.contactus.maff.go.jp/j/form/seisaku_tokatu/b_taisaku/210630.html
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
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    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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    鈴木かゆ
    1993年生まれ、お粥研究家。「おかゆ好き?嫌い?」の問いを「どのおかゆが好き?」に変えるべく活動中。お粥の研究サイト「おかゆワールド.com」運営。各種SNS、メディアにてお粥レシピ/レポ/歴史/文化などを発信中。JAPAN MENSA会員。
  5. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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