セキド、中国FJ Dynamicsの農機自動操舵システムを国内で発売

農業用ドローンの販売や各種サポート業務を展開する株式会社セキドは、農業機械の自動化システム「FJ Dynamics FJD農機自動操舵システム」の販売を開始した。本体価格は88万円(税込)。取付・サポート手数料は10万円から。


既存の農業機械に後付けできる自動操舵システム


「FJ Dynamics 農機自動操舵システム」は、既存の農業機械に後付けできる自動操舵システムである。


特徴は、固定局と移動局の2つの受信機を利用して位置情報をリアルタイムに測位するRTK-GNSS方式の測位システムと、高精度なステアリングモーターを使用した誤差±2.5cmの操作精度で、トラクターや田植機、コンバイン、管理機など、国内外のメーカーが提供するさまざまな新旧機種に対応。



コントローラーは、高い操作性と視認性を誇る10.1インチのタッチパネル式高輝度ディスプレイで、システム全体を管理するソフトウェアには、最新のアンドロイドOSを採用している。


また、SIMカードを挿入するSIMスロットやWi-Fiも装備されているため、常に最新のバージョンが利用できるほか、作業データをクラウドに保管して共有することも可能だそうだ。

FJ Dynamics農機自動操舵システム 参考動画


導入までの流れは以下の通り。

  1. 見積り(相談は電話・専用フォームで受付)
  2. 農業機械の型番確認
  3. 注文
  4. 取付工事日の打ち合わせ
  5. 取付工事(半日)
  6. 自動操舵のアプリ設定等の説明
  7. 圃場での設定サービス(別途オプション)

同社は、農業用ドローンの販売を通じて、自動操縦・自動操舵に欠かせない測位システムの知見を深めてきた。
今後は、トラクター本体から取得した情報とトラクターに取り付けた作業機から取得した情報を通信するISOBUS機種を使用した完全自動運転システムやリモート操作システムの提供を予定しているとのこと。

製品詳細


FJ Dynamics 農機自動操舵システム

1.タッチパネル式高輝度ディスプレイ型コントローラー
機材や作業経路の設定や制御、 作業履歴を記録・表示する。
2. 電動ステアリングハンドル
コントローラーの情報から自動でハンドル操作を実行する。(手動操作への切り替えも可能)
3. 慣性計測装置(IMU)
傾斜地でも高い精度の位置情報を保つため、高レベルの慣性情報を提供。衛星電波が弱い場合には補正データを取得して作業を継続的に行うことができる。
4. RTKーGNSSアンテナ
衛星からの電波および基地局やネットワークからの補正情報を受信する。
5. RTK基地局(別売り)
GNSSユニットの誤差を補正しセンチメートル単位の精度を実現する。(ネットワークRTK対応・SIMスロット搭載・Wi-Fi対応)
6. Wi-Fiカメラ(別売り)
農機周辺の状況をリアルタイムで撮影してコントローラーに送信する。


株式会社セキド
https://sekidocorp.com/industry/
FJ Dynamics 農機自動操舵システム
https://sekido-rc.com/?pid=161647193
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. さとうまちこ
    さとうまちこ
    宮城県の南の方で小さな兼業農家をしています。りんご農家からお米と野菜を作る農家へ嫁いで30余年。これまで「お手伝い」気分での農業を義母の病気を機に有機農業に挑戦すべく一念発起!調理職に長く携わってきた経験と知識、薬膳アドバイザー・食育インストラクターの資格を活かして安心安全な食材を家族へ、そして消費者様に届けられるよう日々奮闘中です。
  3. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  4. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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