技術交流展示会「アグリビジネス創出フェア2021」11月24日から開催

農林水産省は、農林水産・食品産業分野の技術交流展示会「アグリビジネス創出フェア2021」を2021年11月24日(水)~11月26日(金)に東京都江東区有明にある東京ビッグサイトで開催する。参加費は無料。

出典:https://agribiz.maff.go.jp/


研究成果をわかりやすく紹介


「アグリビジネス創出フェア2021」は、日本の食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現する「みどりの食料システム戦略」に向けた研究成果の紹介を通じて、各研究機関と事業者の連携を推進する技術交流展示会である。

出典:https://agribiz.maff.go.jp/

当日は、全国の大学、地方公共団体、独立行政法人等137の研究機関による研究成果の発表や持続可能な農業生産をテーマにした基調講演、スマート農業実証プロジェクトに参画するコンソーシアムによるセミナー、来場者と出展者をつなぐマッチングサポートツアーなどの実施が予定されている。

詳細は以下の通りだ。

基調講演
日付:11月24日(水)
場所:メインステージ

基調講演1(11:00~12:00)
カーボンニュートラルに向かう世界と持続可能な農業」
・高村ゆかり氏(東京大学未来ビジョン研究センター教授)

基調講演2(13:00~14:00)
「農業による地域デザインのススメ」
・加藤百合子氏(株式会社エムスクエア・ラボ代表取締役社長)
※事前登録制

スマート農業実証プロジェクトブース出展・セミナー発表
日付:11月24日(水)~11月26日(金)
場所:各出展ブース

「スマート農業のみらいを語る~実証から現場実装へ~」パネルディスカッション

日付:11月26日(金)
場所:メインステージ

マッチングサポートツアー

日時:11月24日(水)~11月26日(金)
場所:コーディネーターカウンター
ガイド役のコーディネーターと共にテーマに沿った出展ブースを訪問。

11月24日(水)のテーマ
1.農産物の機能性研究による機能性表示食品取得への取り組み
2.新しい飼養技術でどこまで畜産の生産性を上げられるか?

11月25日(木)のテーマ
1.健康機能性食品開発のための新規機能性素材および開発プラットホームの紹介
2.環境・生物多様性に考慮したアグリビジネス

11月26日(金)のテーマ
1.地域水産資源の活用に向けた新技術開発の現状と課題
2.持続可能な農業生産に向けたスマート農業技術

開催概要


アグリビジネス創出フェア2021
日時:2021年11月24日(水)~2021年11月26日(金)
場所:東京ビッグサイト
住所:東京都江東区有明3丁目11ー1
料金:無料
申込:専用フォーム(https://agribiz.maff.go.jp/register)


アグリビジネス創出フェア2021オンラインサイト
https://agribiz.maff.go.jp/
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  3. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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    鈴木かゆ
    1993年生まれ、お粥研究家。「おかゆ好き?嫌い?」の問いを「どのおかゆが好き?」に変えるべく活動中。お粥の研究サイト「おかゆワールド.com」運営。各種SNS、メディアにてお粥レシピ/レポ/歴史/文化などを発信中。JAPAN MENSA会員。
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    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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