AGRISTが農業法人「AGRIST FARM株式会社」を設立

AI搭載型の農業用収穫ロボットの開発を手がけるAGRIST株式会社は、農業法人「AGRIST FARM株式会社」を宮崎県児湯郡新富町に設立した。自社開発したピーマン自動収穫ロボット[L」と環境制御が可能なビニールハウスを使用した農業生産事業を展開していく。


再現性・収益性の高い農業を体現


「AGRIST FARM株式会社」は、宮崎県児湯郡新富町の農家の声を反映して開発したピーマン自動収穫ロボット「L」の実証・公開を目的に設立された農業法人。

事業内容のひとつである農作物の生産・販売では、ピーマン自動収穫ロボット「L」を使用した作業の省力化や収量向上の検証を進めると同時に日々の生育状況の画像データやハウス内の環境データも取得していく。


AGRISTは、「AGRIST FARM株式会社」の経営を通じ、AI搭載型の自動収穫ロボットと環境制御が可能なビニールハウスを連携した農業を実践していくことで、「就農1年目でも再現可能な収益性の高い農業生産を確立したい」としている。

会社概要


AGRIST FARM株式会社
商号:AGRIST FARM株式会社
代表者:代表取締役 山口孝司
所在地:宮崎県児湯郡新富町富田東1丁目47番地1
設立:2021年10月28日
事業内容
1)農作物の生産販売
2)農作物を原材料とする加工品の製造販売
3)農作物の貯蔵、 運搬および販売
4)園芸施設および付帯設備・システムの製造販売
5)農作業の受託
6)上記に附帯又は関連する一切の事業


AGRIST株式会社
https://agrist.com/
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  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
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    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、九州某県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方で、韓国語を独学で習得する(韓国語能力試験6級取得)。2023年に独立し、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサル等を行う一方、自身も韓国農業資材を輸入するビジネスを準備中。HP:https://sinkankokunogyo.blog/
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    川島礼二郎
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    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
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