AgVenture Lab、2022年に実証する「JAアクセラレーター第4期」募集を開始

一般社団法人AgVenture Labは、株式会社ゼロワンブースターと共同で「JAアクセラレーター第4期」に参加するスタートアップ企業の募集を開始した。募集期間は2022年3月31日まで。


AgVenture Labは、全国農業協同組合中央会、 全国農業協同組合連合会、 全国共済農業協同組合連合会、 農林中央金庫、 一般社団法人家の光協会、 株式会社日本農業新聞、 全国厚生農業協同組合連合会、 株式会社農協観光が共同出資して設立した一般社団法人。

2019年5月の開設以来 「次世代に残る農業を育て、 地域のくらしに寄り添い、 場所や人をつなぐ」をコンセプトに、地域課題を解決する新たな事業の創出や新サービスの開発に取り組んでいる。



「食と農、くらしの未来を共創する」をテーマに


「JAアクセラレーター」は、JAグループが保有する施設や店舗ネットワーク、農業者との接点等の資産を提供して、日本の農業・地域社会が抱える課題の解決に必要な新たな商品・サービスの開発を支援する企業向けのオープンイノベーションプログラムである。

第4期のテーマは、「食と農、くらしの未来を共創する」で、今回は食・農・金融・くらし・地方創生・SDGsに関連した事業を展開する企業6~10社を対象に、実証実験費用の援助(最大100万円程度)やJAグループ職員(2~3名)によるサポート等の特典を付与する。

今後のスケジュールは以下の通り。

2022年2月中旬|公募説明会(オンライン)
2022年5月下旬|ビジネスプランコンテスト(採択選考会)
2022年6月~11月|アクセラレータープログラム期間
2022年11月頃|デモデイ(成果発表会)

応募は専用サイトからで、2022年2月28日(月)までに応募した企業には、提出アイデアのフィードバックが受けられる事前面談の機会が与えられるとのこと。


JAアクセラレーター第4期
https://ja2022.01booster.com/
一般社団法人AgVenture Lab
https://agventurelab.or.jp/
株式会社ゼロワンブースター
https://01booster.co.jp/
SHARE

最新の記事をFacebook・メールで
簡単に読むことが出来ます。

RANKING

WRITER LIST

  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  3. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
  4. 鈴木かゆ
    鈴木かゆ
    1993年生まれ、お粥研究家。「おかゆ好き?嫌い?」の問いを「どのおかゆが好き?」に変えるべく活動中。お粥の研究サイト「おかゆワールド.com」運営。各種SNS、メディアにてお粥レシピ/レポ/歴史/文化などを発信中。JAPAN MENSA会員。
  5. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
パックごはん定期便