食と農をテーマにした「アグリ・フードハッカソン」が愛知県で開催<8月5日~8月7日>

株式会社サイエンス・クリエイトは、愛知県東三河の地域資源を活用して農業や食の分野が抱える課題解決を目指す「アグリ・フードハッカソン」を2022年8月5日(金)~2022年8月7日(日)に愛知県豊橋市にある「emCAMPUS」で開催する。参加費は無料。


東三河地域の農業・食の課題を解決


愛知県東三河地域は、太平洋に面した温暖な気候から日本でも特に農業が盛んな地域といわれている。

その中でも、愛知県の南端部に位置する田原市や南東部に位置する豊橋市は、市町村別の農業産出額で上位(田原市2位・豊橋市13位)に入るなど、全国的にも有名な生産地として知られているが、農業人口の減少や高齢化、担い手不足等の課題を背景に、作業負担を軽減する技術や作業技術を平準化する技術の開発が求められているという。

当日のスケジュールおよび審査員、メンター・課題提供者は以下の通り。

スケジュール
1日目
2022年8月5日(金)18:30〜20:50
場所:emCAMPUS STUDIO 5階
内容:課題の共有(インプット)、チームづくり
2日目
2022年8月6日(土)10:00〜17:00
場所:emCAMPUS STUDIO 5階
内容:グループワーク、事例・街の現状インプット
3日目
2022年8月7日(日)10:00〜18:30
場所:emCAMPUS STUDIO 5階
内容:グループワーク、最終発表会、表彰式


審査員(50音順)
・今里 武 氏
(ホテルアークリッシュ豊橋総料理長)
・北河 博康 氏
(株式会社MOGITATe 代表取締役社長・NPO法人ロボットビジネス支援機構 副理事長)
・高山 弘太郎 氏
(豊橋技術科学大学機械工学系 教授)
・田中 宏隆 氏
(株式会社シグマクシス常務執行役員・一般社団法人SPACE FOODSPHERE理事・スマートキッチン・サミット・ジャパン主催者)

メンター・課題提供者(50音順)
・大門 弘明 氏
(イノチオみらい株式会社 代表取締役)
・大田 信也 氏
(グッドプレイス株式会社 カルダモン店主)
・大橋 史明 氏
(豊橋市役所産業部農業企画課 課長補佐)
・増尾 仁美 氏
(愛知県東三河パートナー援拠点事業 統括マネージャー)
・村井 裕一郎 氏
(株式会社 糀屋三左衛門 代表取締役社長)
・山田 康平 氏
(アトワタン 店主)

なお、試作品の制作にかかる材料費は各チーム2万円まで負担するとのこと。

開催概要


アグリ・フードハッカソン
日時:2022年8月5日(金)~2022年8月7日(日)
場所:emCAMPUS
住所:愛知県豊橋市駅前大通2丁目81
料金:無料
定員:先着30名
申込:https://www.tsc.co.jp/site/foodhack/


株式会社サイエンス・クリエイト
https://www.tsc.co.jp/
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  3. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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    鈴木かゆ
    1993年生まれ、お粥研究家。「おかゆ好き?嫌い?」の問いを「どのおかゆが好き?」に変えるべく活動中。お粥の研究サイト「おかゆワールド.com」運営。各種SNS、メディアにてお粥レシピ/レポ/歴史/文化などを発信中。JAPAN MENSA会員。
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    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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