但馬・丹後の有機農業を知る「但丹セミナー」開催|8月3日シティプラザ大阪

移住希望者に向けて情報発信する「たじま田舎暮らし情報センター」(本社:兵庫県豊岡市、事務局長:高柳 光昭)は、先輩移住者(但馬地域と丹後地域)の生の声を直接聞くことができるイベント「但丹セミナー ~『有機農業』をなりわいにする暮らし~」を、2019年8月3日(土)にシティプラザ大阪(大阪府大阪市)にて開催する。


先輩移住者との交流イベント

但丹セミナーは、近畿地方の北部、日本海側にある兵庫県但馬地域と、京都府丹後地域の2地域による共同の移住イベントだ。両地域とも、美しい自然と豊かな大地に恵まれ、さまざまな形態の農業が行われている。

セミナーでは、「有機農業」に取り組みながら、村づくり、移住者支援などの活動を行っている先輩移住者2名をゲストに迎え、農ある暮らしの豊かさやそれぞれの移住の形についての話や、移住を検討している人の疑問や悩みについても答えていく。

登壇予定の移住者(プロフィール)


・青木 幸(あおき みゆき)さん


兵庫県養父市在住。東京で10年会社勤めをした後、バックパッカーとして世界を旅する中、地域に根付いた暮らしや自然農に興味をもち、自分もやってみたいと考えるように。
さまざまな場所を見て回ったが、最終的に父親の実家がある養父市高柳へ夫と娘と移住(孫ターン)。一般社団法人田舎暮らし倶楽部の一員として移住相談を行い、来年から新規就農として有機農業を始めます。農家民宿も準備中。


・小山 有美恵(こやま ゆみえ)さん

京都府宮津市在住。学生の頃から丹後半島にかかわり、2006年に移住。
2014年より夫と共に宮津市の上世屋での生活を開始。棚田での米づくりと狩猟が生業で、現在は夫婦と3歳の子どもとの3人暮らし。
2016年に上世屋定住促進協議会(ドチャック会議)を立ち上げ、移住者の受け入れなどの取り組みをしている。

刈り取った稲を干す小山さん家族

開催概要

日時 : 2019年8月3日(土) 13時30分~15時30分
会場 : 大阪ふるさと暮らし情報センター4階「凛」セミナー室
アクセス : 大阪市中央区本町橋2-31 シティプラザ大阪内4F
イベントURL : https://tajimalife.jp/event/2242.html
参加費 : 無料
定員 : 25名
申込方法 : 電話・メール・ウェブフォームのいずれか。
電話 : 大阪ふるさと暮らし情報センター 06-4790-3000(火~土10:00~18:00)
メール : 京都移住コンシェルジュ concierge@kyoto-iju.com
URL: https://formcreator.jp/answer.php?key=ngqu72uRSpCRvqrsGcwuNA%3D%3D

<昨年に開催されたセミナーの様子>



兵庫県但馬地域への移住をサポート「たじま田舎暮らし情報センター」

「たじま田舎暮らし情報センター」は、兵庫県但馬地域への移住を希望する方に情報を提供したり、ウェブサイトの運営やイベントの開催などを行ったりする組織だ。

公益財団法人 但馬ふるさと協会は豊岡市役所の4階にある。

今回は京都府と連携したセミナーだが、今年10月には鳥取県との連携セミナーも予定しているそうだ。
ほかにも大きな移住フェアへの参加や、ニッチなテーマを取り扱うセミナー、ハローワークなど、積極的に外部組織と協働した取り組みを実施。移住希望者にも評判だと話す。


<参考リンク>
但馬セミナー「有機農業」をなりわいにする暮らし
公益財団法人 但馬ふるさとづくり協会
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  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  2. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  3. 石坂晃
    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、九州某県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方で、韓国語を独学で習得する(韓国語能力試験6級取得)。2023年に独立し、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサル等を行う一方、自身も韓国農業資材を輸入するビジネスを準備中。HP:https://sinkankokunogyo.blog/
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    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 堀口泰子
    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
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