農水省、小中学生向けの「茶育プロジェクト」に参画する茶業関係者を募集

農林水産省が、「茶育プロジェクト」に参画する茶業関係者の募集を開始した。

茶育とは、急須で淹れた本物のおいしい緑茶に触れることの少ない現代の子どもたちを対象に、日本茶に関する授業を実施して、衰退しつつある日本の茶文化を引き継いでいく教育のことを指す。

〈主な事例〉

出典:https://www.maff.go.jp/j/press/nousan/tokusan/attach/pdf/230116-1.pdf

茶業関係者と学校関係者をマッチング


「茶育プロジェクト」は、茶育に関心のある茶業関係者を募集して、その地域や連絡先等の情報を農林水産省のウェブサイト等に公開し、学校関係者が茶育を直接依頼できる体制を構築するプロジェクトである。

応募期間は2023年1月16日(月)から2月28日(火)までで、2回目以降の募集については「今回の応募状況を踏まえ検討する」としている。

農林水産省は、「茶育プロジェクト」を通じ、日本の伝統文化である茶を活用した新しい食育を広めていきたい考えだ。

募集要項


「茶育プロジェクト」
募集対象:茶育に関心のある茶業関係者
応募期間:2023年1月16日(月)~2月28日(火)
応募方法:専用の応募様式に記入後、農林水産省 農産局 果樹・茶グループに送付
(Eメールアドレス:nihoncha_kurashi@maff.go.jp)


農林水産省
https://www.maff.go.jp/index.html
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  1. よないつかさ
    1994年生まれ、神奈川県横浜市出身。恵泉女学園大学では主に有機栽培について学び、生活園芸士の資格を持つ。農協に窓口担当として5年勤め、夫の転勤を機に退職。アメリカで第一子を出産し、シカゴ生活を綴るブログを運営。一番好きな野菜はトマト(アイコ)。
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    1994年生まれ、山形県出身、東京農業大学卒業。大学卒業後は関東で数年間修業。現在はUターン就農。通常の栽培よりも農薬を減らして栽培する特別栽培に取り組み、圃場の生産管理を行っている。農業の魅力を伝えるべく、兼業ライターとしても活動中。
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    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。