札幌パークホテル、社員や新郎新婦による自然栽培野菜のパスタを期間限定販売

株式会社グランビスタ ホテル&リゾート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:須田貞則)が経営する、 札幌パークホテル(札幌市中央区、総支配人:金森淳司)にて、自社農場「グランビスタファーム サッポロ」で収穫した自然栽培野菜を使用したパスタを、8月31日から9月15日までの期間限定で販売する。

この取り組みは、グランビスタのブランドステートメントである「地域の価値で、未来を変えていく。」を具現化するプロジェクト“共有価値創造活動(シェーピング ザ グローバル フューチャー)」”の活動の一環。誰もが持つ課題として「つながり」があり、視点を変える(広げる)と、それらの課題は様々な社会問題ともつながっている。さらに、「多様な文化の伝承と創造」と「自然との積極的な共生」という2つのテーマに対し、地域の価値を軸として、持続可能性を追求する、というものだ。




2019年で6年目を迎える「グランビスタファーム サッポロ」では、2014年に北海道札幌市内中心部に位置する最後の楽園といわれる小別沢に開園。開園当初より肥料や農薬などは使用せず、土や植物本来の持っている力を最大限に引き出す、環境に優しい木村式農法での自然栽培を実践している。4年目を迎えた一昨年からは、グランビスタが経営する札幌パークホテルが主導となり運営している。

若手の社員が中心となり自然栽培という農業体験をすることにより、食の安全に対する大切さや作物を育てることの喜び、大変さを学ぶ食育の機会になるだけでなく、新郎新婦が自ら育て、収穫した野菜で披露宴に招待したお客様のおもてなしをしたり、野菜が多く採れた日にはホテルにマルシェを設置して来館したお客様に販売するなど、ファームを多様な方法で活用することに成功している。

2019年は、1階テラスレストラン「ピアレ」にて自然栽培で育て収穫した野菜を使用したパスタを販売。収穫できる野菜の量に限りがあるため、期間・数量限定での提供となる。

概要

商品名 : グランビスタファーム野菜を使用した限定パスタ
商品内容 : 自然栽培野菜を使用したトマトベースの温製パスタ
販売価格 : 単品 1500円(税別)
一日限定:15食
販売期間 : 2019年8月31日(土)〜9月15日(日)
販売店舗 : 1階テラスレストラン ピアレ
ご予約・お問い合わせ先 : 011-511-3136 / 食堂予約係

テラスレストランピアレ 佐藤 健一 調理長

自然栽培へのこだわりは、地球環境にも優しく、グランビスタの食材に対する考え方や取り組みを広く発信することにより、自然栽培に取り組む生産者を支援し、地域文化の継承と創造に寄与するとしている。



<参考URL>
札幌パークホテル
グランビスタ ホテル&リゾート

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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  3. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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    鈴木かゆ
    1993年生まれ、お粥研究家。「おかゆ好き?嫌い?」の問いを「どのおかゆが好き?」に変えるべく活動中。お粥の研究サイト「おかゆワールド.com」運営。各種SNS、メディアにてお粥レシピ/レポ/歴史/文化などを発信中。JAPAN MENSA会員。
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    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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