東京農業大学、スマート農業を体感できるオープンキャンパスが8月5・6日に開催

東京農業大学地域環境科学部生産環境工学科は、2023年8月5日~6日に実施するオープンキャンパスで、「AI×Tech×SDGs×DXで切り拓く未来農業」と題した展示イベントを開催する。参加費は無料。

先端技術を活用した未来農業を体験


生産環境工学科は、前身である農業工学科の伝統を発展させ、時代の要請に対応できる新しい教育・研究を目指し、2024年度から新カリキュラム及び2分野4研究室体制に生まれ変わることになった。

オープンキャンパスの展示イベントでは、新カリキュラムや新研究室体制などを体感できる。

イベントのキーワードは、スマート農業、ジオデータサイエンス、バイオロボティクス、環境資源,農業土木の5つで、スマートアグリ分野のバイオロボティクス研究室とジオデータサイエンス研究室、農業環境工学分野の農業土木学研究室、環境資源学研究室で進められている先端技術を活用した農業に関する展示・体験が行われる。

また、進学相談コーナーも開設され、随時、サイエンスポート内研究室ツアーも実施される。

オープンキャンパス2022の様子

オープンキャンパス2022の様子

オープンキャンパス2022の様子

当日は、スマート農業などに関して理解を深められる模擬講義も行われ、バイオロボティクス研究室から佐々木豊教授、環境資源学研究室から岡澤宏教授が担当する。

  • 「AI・スマート農業入門-環境と養蜂の未来を創るEco&Bee CPS-」佐々木豊教授(バイオロボティクス研究室)
  • 「環境資源の循環と未来のスマート農業。農業に下水資源は使えるの?横浜“下農プロジェクト”を紹介します。」岡澤宏教授(環境資源学研究室)

オープンキャンパス2022の様子

オープンキャンパス2022の様子

世田谷キャンパス7号館屋上の養蜂器

また、参加者全員がもらえる学科オリジナルクリアファイルのほか、養蜂装置のスマート化や新しい食品開発を目指すプロジェクト「Eco&Bee CPS」の一環で開発された、はちみつキャンディのプレゼントも行うという。

開催概要

「AI×Tech×SDGs×DXで切り拓く未来農業」
日時:2023年8月5日(土)~6日(日)
場所:東京農業大学世田谷キャンパス1号館431教室、サイエンスポート1階 関連研究室
住所:東京都世田谷区桜丘1丁目1-1
料金:無料


東京農業大学地域環境科学部生産環境工学科
https://www.nodai.ac.jp/academics/reg/eng/
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  3. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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    鈴木かゆ
    1993年生まれ、お粥研究家。「おかゆ好き?嫌い?」の問いを「どのおかゆが好き?」に変えるべく活動中。お粥の研究サイト「おかゆワールド.com」運営。各種SNS、メディアにてお粥レシピ/レポ/歴史/文化などを発信中。JAPAN MENSA会員。
  5. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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