北海道農業の課題解決を目指す「地域に活力をもたらす新農業プロジェクト創出セミナー2019」12月9日に開催

独立行政法人中小企業基盤整備機構 北海道本部は、2019年12月9日(月)にTKP札幌駅カンファレンスセンターにて「地域に活力をもたらす新農業プロジェクト創出セミナー2019 ~農業を核として、地域で稼ぐ新たな産業の創出を!~」を開催する。



地域に活力をもたらす新農業プロジェクト創出セミナー2019


「地域に活力をもたらす新農業プロジェクト創出セミナー2019」は、農業の経営支援及び新事業創出支援を目的に開催されるセミナーだ。
同機構が推進するスマート農商工連携促進事業の一環で、農家数の減少や就業者の不足等、さまざまな農業課題の課題解決を目指したものである。

北海道農業の課題解決を目指し


北海道において農業は地域を維持していくうえで欠かすことのできない産業だ。
広大で肥沃な大地を生かして生産される農産物の出荷額は、国内全体のおよそ1割(約1兆1000億円)を占め、耕地面積では114万6,000ヘクタールと国内全体の約26%を占める。

乳牛や畜産をはじめ、稲作や畑作などさまざまな農業が行われており、てんさいや食用ゆり、いんげんや小豆などは全国シェアの90%以上を誇る名産品だ。


一方、北海道も日本の他の地域と同様、高齢化や後継者不足などさまざまな農業課題を抱えているのも事実だ。
農業人口の減少による海外との競争力低下、農業行政の不備、気象問題、消費者ニーズなど、北海道の農業は大きな変化の中にある。

今回のセミナーでは、農業が地域において果たす役割の重要性の再確認をした上で、農業を核とした地域に波及する新しい産業プロジェクトの創出に向けたカリキュラムが実施する予定だ。

当日は、株式会社GB産業化設計の代表取締役である岩井宏文氏や、えづらファーム代表の江面暁人氏、有限会社コスモスの代表取締役である安藤智孝氏、有限会社東條産業の代表取締役の東條真澄氏らの登壇が予定されている。

定員は50名で参加費は無料。FAX又はEメールでの申し込みが可能だ。
(※任意参加の交流会は有料 ※先着順 2019年12月6日〆切)

開催を通じ同機構では、将来の北海道農業を強化していくための新たなプロジェクトの創出を官民一体で進めていくとしている。

【開催概要】
地域に活力をもたらす新農業プロジェクト創出セミナー2019
日時:2019年12月9日(月)14:00~17:20(17:30~交流会)
会場:TKP札幌駅カンファレンスセンター2階 ルーム2B
住所:北海道札幌市北区北7条西2丁目9番
料金:無料

<参考リンク>
独立行政法人中小企業基盤整備機構 北海道本部
地域に活力をもたらす新農業プロジェクト創出セミナー2019
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WRITER LIST

  1. よないつかさ
    1994年生まれ、神奈川県横浜市出身。恵泉女学園大学では主に有機栽培について学び、生活園芸士の資格を持つ。農協に窓口担当として5年勤め、夫の転勤を機に退職。アメリカで第一子を出産し、シカゴ生活を綴るブログを運営。一番好きな野菜はトマト(アイコ)。
  2. syonaitaro
    1994年生まれ、山形県出身、東京農業大学卒業。大学卒業後は関東で数年間修業。現在はUターン就農。通常の栽培よりも農薬を減らして栽培する特別栽培に取り組み、圃場の生産管理を行っている。農業の魅力を伝えるべく、兼業ライターとしても活動中。
  3. 槇 紗加
    1998年生まれ。日本女子大卒。レモン農家になるため、大学卒業直前に小田原に移住し修行を始める。在学中は、食べチョクなど数社でマーケティングや営業を経験。その経験を活かして、農園のHPを作ったりオンライン販売を強化したりしています。将来は、レモンサワー農園を開きたい。
  4. 沖貴雄
    1991年広島県安芸太田町生まれ。広島県立農業技術大学校卒業後、県内外の農家にて研修を受ける。2014年に安芸太田町で就農し2018年から合同会社穴ファームOKIを経営。ほうれんそうを主軸にスイートコーン、白菜、キャベツを生産。記録を分析し効率の良い経営を模索中。食卓にわくわくを地域にウハウハを目指し明るい農園をつくりたい。
  5. 田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。