7種類のセンサーを搭載するBluetooth対応超小型IoTモジュール「μPRISM」販売開始

エム・シー・エム・ジャパン株式会社は、エレックス工業株式会社製の超小型IoTセンサーモジュール μPRISM(マイクロプリズム)の取り扱いを開始した。

超小型IoTセンサーモジュール「μPRISM」について


エレックス工業株式会社は、1976年に神奈川県川崎市に設立された電波天文観測、情報通信、防災インフラなどの高速伝送処理技術を中心とした電子機器の設計開発・製造を行うメーカーだ。

同社が開発したμPRISMは、7種類のセンサーとBluetoothを搭載した、超小型IoTセンサーモジュール。スマホに専用アプリをインストールするだけですぐに使用可能となっている。

μPRISMには温度、湿度、気圧、照度、紫外線をはじめとする全7つのセンサーが付いており、各デバイスやクラウド経由でデータを閲覧できる。そのため今後、栽培データ管理など農業分野での活躍も期待されている。


製品特長

1. 超低消費電力
ボタン電池でも1年以上稼働させることが可能。

2. データ記録機能
計測したデータを内部に記録することで、通信環境がない場合でもセンシングが可能。

3. 様々な計測タイミング
あらゆるタイミングを指定して計測することが出来る。

4. 計測結果の閲覧
専用アプリ「μPRISMアプリ」との連動で、計測結果を数値やグラフで確認することが出来る。

5. 多様な電源に対応
+2.4~5.25Vの幅広い電源電圧で動作出来る。

6. 極小サイズ
5.2×9.0×3.5mmの極小サイズで、様々なものに組み込み可能。

7. 直接接続・クラウド経由
各種デバイスとμPRISMを直接接続しての使用や、クラウド経由で計測データを閲覧するなどの使用で、ヘルスケア・農業・製造・物流等の分野への活用が可能。

搭載センサー

1.加速度 2.地磁気 3.温度 4.湿度 5.気圧 6.照度 7.紫外線


https://www.mcm.co.jp/article/m_PRISM.pdf

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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  3. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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    鈴木かゆ
    1993年生まれ、お粥研究家。「おかゆ好き?嫌い?」の問いを「どのおかゆが好き?」に変えるべく活動中。お粥の研究サイト「おかゆワールド.com」運営。各種SNS、メディアにてお粥レシピ/レポ/歴史/文化などを発信中。JAPAN MENSA会員。
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    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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