農家の課題にスタートアップが取り組む「TOYOHASHI AGRI MEETUP」の交流会が7月29日に開催

愛知県豊橋市は、農家の課題解決にスタートアップが取り組む実証開発プロジェクト「TOYOHASHI AGRI MEETUP」の令和6年度 第1回交流会を2024年7月29日に開催する。


TOYOHASHI AGRI MEETUPのキックオフイベント


TOYOHASHI AGRI MEETUPは、スタートアップと地域農業関係者が共創する実証開発プロジェクト。地域の農業関係者が抱える課題や協業ニーズをめぐり、地域農業関係者と技術や解決策を持つ全国のアグリテック企業等が共創し、農業課題の解決につながる新製品・サービスの開発を目指す取り組みだ。


3年目となる今年度は、農業関係者との交流会や農業関係者向けのマッチングプログラムを行い、農業イノベーションを一段と高めるための取り組みを実践する。

また、過去に開催したアグリテックコンテストで入賞した企業計6社の支援も継続して行う。

《受賞企業の実証の様子》
7月29日には、中部ガス不動産株式会社が主催する「東三河FOOD DAYS」と連携し、第1回目の交流会を開催する。

豊橋市をはじめとする近隣エリアの農家、JA、農業関係の事業会社、地域支援機関など、新しい農業の在り方や自分たちが抱える農業課題の解決に興味・関心がある人が対象となっている。

イベント概要


・パネルセッション:~産業の壁を超えていけ~農業×○○イノベーションの未来
・農業領域の企業による事業紹介ピッチ(4社)
・交流会
・懇親会(参加任意)

パネルセッション登壇企業
・AGRIST株式会社 代表取締役 齋藤潤一
・三栄商事株式会社 代表取締役社長 後藤正幸
・豊橋技術科学大学大学院 工学研究科 髙山弘太郎
・モデレーター:デロイトトーマツベンチャーサポート株式会社 東海オフィスリーダー 篠原佑太郎

ピッチ登壇企業(登壇順)
1. 株式会社アグリノーム研究所
登壇者:宮内陽介(代表取締役)
2. やさいバス株式会社
登壇者:古田晴久(東海エリア事務局)
3. 株式会社CULTA
登壇者:野秋収平 (代表取締役)
4. 株式会社TOWING
登壇者:阿部浩人(西日本事業開発チーム 西日本事業開発リーダー)

前年度の交流会の様子

開催概要

「令和6年度TOYOHASHI AGRIMEETUP第1回交流会」
日時:2024年7月29日(月)16:00~18:00
場所:ホテルアークリッシュ豊橋 3階 ザ・ガーデン※ZoomWebinarでオンライン配信有
申込URL:https://deloitte.zoom.us/webinar/register/WN_DnAyu3WZQ8WvsQMXuhrCtQ#/registration
申込〆切:7月28日(日)17:00
定員:現地参加50名程度、オンライン参加100名


TOYOHASHI AGRI MEETUP
https://toyohashi-agri-meetup.jp/meetup
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WRITER LIST

  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. さとうまちこ
    さとうまちこ
    宮城県の南の方で小さな兼業農家をしています。りんご農家からお米と野菜を作る農家へ嫁いで30余年。これまで「お手伝い」気分での農業を義母の病気を機に有機農業に挑戦すべく一念発起!調理職に長く携わってきた経験と知識、薬膳アドバイザー・食育インストラクターの資格を活かして安心安全な食材を家族へ、そして消費者様に届けられるよう日々奮闘中です。
  3. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  4. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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