賞金総額1000万円の「豊橋アグリテックコンテスト」、10月20日まで全国から募集中

愛知県豊橋市は、市内の農家と連携し、人手不足や人材の高齢化、近年のコスト増や夏の気温上昇など、生産・加工・流通のさまざまな面で問題を解決するアイデアを、全国の農業系スタートアップから募集するアグリテックコンテスト を開催中だ。今年度で3回目の開催となり、賞金総額(支援金)は1,000万円で、募集〆切は10月20日。

R5年度受賞企業

今年度で3回目となる「アグリテックコンテスト」


「アグリテック」とは、農業(Agriculture)とテクノロジー(Technology)を組み合わせた造語。農業分野(農業生産、流通、加工、販売等)において、AIやIoTなど先進的なテクノロジーを用いて、課題解決に取り組む。

農業が担う食料生産は地球規模でみて今後より重要性が増す分野であり、本事業では農業をより広義に捉え、長期的な視点で「食」にフォーカスした取組みにチャレンジされる方を広く募集している。

コンテストは、「未来の農をつくる」と題し、令和4年度から豊橋市が行うスタートアップと地域農業関係者との共創による実証開発プロジェクト「 TOYOHASHI AGRI MEETUP 」の一環で進めている。

実証開発の様子
提案の条件は以下の通り。
  • コンテスト応募の翌年度に実証実験の開始が可能な提案
  • 既存の製品・サービスのみの提案ではなく豊橋市の農業課題解決に重点を置き、未来の農業をつくっていく提案
  • 実証開発の開始から2年後の社会実装を目指す提案


TOYOHASHI AGRI MEETUPの流れ

交流会(7月、9月、3月): アグリテック企業と農業関係者の交流機会の提供

マッチングプログラム(8/28、9/4): 農業者の課題、協業ニーズを抽出

アグリテックコンテスト(9月~1月): スタートアップからの提案募集 、選考、入賞者の確定

マッチング・プロジェクト組成

実証開発(令和7年度~8年度)
※社会実装を目指し専門家による実証開発の伴走支援を実施する。


募集要項


・対象者
豊橋市の農業関係者(生産者、JA 、農業系事業会等)が抱える課題の解決や改善に向けたアイデアを持ち、その実現のために農業者と連携して取り組みを実施できる個人・法人の方

・賞金(支援金)、受賞企業数
総額1000万円、3社程度

・申し込み方法
https://forms.office.com/e/CBKtwMmazt

事前審査の7つのポイント




応募スケジュール

◆エントリー受付開始
令和6年9月18日(水)
◆エントリー〆切
令和6年10月20日(日)
◆事前審査期間(書類審査・面談審査)
令和6年10月21日(月)~12月中旬
◆ファイナリスト決定
令和6年12月下旬
◆コンテスト・表彰式
令和7年1月28日(火) 場所:穂の国芸術劇場 PLAT
◆実証実験の計画策定
コンテスト終了後~令和7年3月中
◆実証実験の開始
令和7年4月~


TOYOHASHI AGRI MEETUP公式HP
https://toyohashi-agri-meetup.jp/meetup
TOYOHASHI AGRI MEETUP紹介マンガ
https://toyohashi-agri-meetup.jp/manga
前年度アグリテック交流会記事
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000347.000025583.html
前年度アグリテックコンテスト募集記事
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000342.000025583.html

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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. さとうまちこ
    さとうまちこ
    宮城県の南の方で小さな兼業農家をしています。りんご農家からお米と野菜を作る農家へ嫁いで30余年。これまで「お手伝い」気分での農業を義母の病気を機に有機農業に挑戦すべく一念発起!調理職に長く携わってきた経験と知識、薬膳アドバイザー・食育インストラクターの資格を活かして安心安全な食材を家族へ、そして消費者様に届けられるよう日々奮闘中です。
  3. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  4. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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