農水省と日経ビジネス、企業と地域をマッチングする「農業参入フェア2024」を東京・大阪で開催

農林水産省と日経ビジネスは、農業参入を希望する法人と法人を誘致したい地域のマッチングなどを行う「農業参入フェア2024」を大阪と東京で開催する。大阪は2024年11月18日(月)、東京は12月11日(水)で、参加費は無料。


企業の農業参入を促進


2009年の農地法改正により、リース方式による法人の農業参入が全面自由化された。改正直後は427法人であったが、2023年1月には4121法人と、農地を借り受けて農業経営を行う法人は着実に増加している。

今後農業者の大量リタイアが見込まれる中、法人は農業生産を担う者や農地の受け手として重要な存在となっており、農業参入をさらに進めることが不可欠であるという。

これらを踏まえ、農業参入を希望する法人と法人を誘致したい地域などの関係者を集め、大阪と東京の2カ所で農業参入フェア2024を開催する。当日のプログラムの詳細は以下の通りだ。

12:30~13:00 来場受付
13:00~13:05 開会挨拶(日経BP)
13:05~13:25 主催者挨拶 (農林水産省)
13:25~14:05 基調講演 
「企業による農業参入の理論と戦略」
東京農業大学国際食料情報学部アグリビジネス学科教授 渋谷 往男氏
14:05~15:00 展示ブース(相談コーナー)の紹介・利用 
15:00~15:30 事例紹介①
【東京会場】 大和フード&アグリ株式会社 代表取締役社長 久枝 和昇氏
【大阪会場】 大和フード&アグリ株式会社 生産部 副部長 藤田 葵氏
15:30~16:25 展示ブース(相談コーナー)の紹介・利用
16:25~16:55 事例紹介②
【東京会場】 イオンアグリ創造 代表取締役 福永 庸明氏
【大阪会場】 白鶴酒造 農業事業部 課長 小林 領氏
16:55~17:30 展示ブース(相談コーナー)の紹介・利用

開催概要

農業参入フェア2024
大阪会場
日時:2024年11月18日(月) 13:00~17:30(開場12:30)
場所:大阪国際会議場(グランキューブ大阪:大阪府大阪市北区中之島5丁目3-51)
料金:無料
申込:https://events.nikkeibp.co.jp/event/2024/nb1118os/
東京会場
日時:2024年12月11日(水)13:00~17:30(開場12:30)
場所:東京国際フォーラム(東京都千代田区丸の内3丁目5-1)
料金:無料
申込:https://events.nikkeibp.co.jp/event/2024/nb1211tk/


農林水産省
https://www.maff.go.jp/index.html
日経ビジネス
https://business.nikkei.com/
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. さとうまちこ
    さとうまちこ
    宮城県の南の方で小さな兼業農家をしています。りんご農家からお米と野菜を作る農家へ嫁いで30余年。これまで「お手伝い」気分での農業を義母の病気を機に有機農業に挑戦すべく一念発起!調理職に長く携わってきた経験と知識、薬膳アドバイザー・食育インストラクターの資格を活かして安心安全な食材を家族へ、そして消費者様に届けられるよう日々奮闘中です。
  3. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  4. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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