用語辞典

作付面積(さくづけめんせき)

作付面積とは、種まき、植付けをした作物のうち、作物が土壌に定着した部分の面積のこと。

サプライチェーン(さぷらいちぇーん)

サプライチェーンとは、製造業における、生産消費工程の一連の流れのこと。

施設園芸(しせつえんげい)

施設園芸とは、ガラス室やビニールハウス等で行う栽培のこと。主に通常夏季に生産するものを、秋~春にかけて生産するために用いられる。加温設備を備えることで、露地では難しい冬季の栽培も可能になる。

就農準備校(しゅうのうじゅんびこう)

就農準備校とは、在職中でも座学と実習を通じて農業を学ぶことができる研修サービス。全国8か所あり、誰でも申し込むことが可能。

集落営農法人(しゅうらくえいのうほうじん)

集落営農法人とは、集落単位で農業を営む経営体のこと。地縁、血縁関係者によるもので、農業機械を共有したり、農地計画を共同して実行する。

植物工場(しょくぶつこうじょう)

植物工場とは、屋内で生育環境を人工的にコントロールして植物を栽培するシステム。天候や害虫などの外的要因に左右されることがないため、衛生的な植物を安定的に収穫することができる。

食料・農業・農村基本法(しょくりょう・のうぎょう・のうそんきほんほう)

食料自給率の向上、農業・農村の役割の拡大を目的に、農業政策の基本方針について定めた法律。農業基本法に代わって1999年に制定された。

新規就農者向けの無利子資金制度(しんきしゅうのうしゃむけのむりししきんせいど)

認定就農者を対象に、農業を始めるために必要となる資金を長期かつ無利子で貸し付ける国の制度。

新規就農相談センター(しんきしゅうのうそうだんせんたー)

全国農業会議所内にある新規就農についての相談窓口のこと。農業法人の求人やインターンなどの情報の他、農業従事者の経営相談なども行っている。

自動除草ロボット(じどうじょそうろぼっと)

自律走行しながら、栽培している作物と雑草を見分けて除草するロボット。この技術は、農業以外にも太陽光発電所や学校、公共施設等の定期的な芝刈りにも活用されている。

自動走行トラクター(じどうそうこうとらくたー)

GPS機能により意図した経路を自律走行するトラクター。現在、人が肉眼で監視することが義務づけられているが、農林水産省は2020年までに遠隔監視で稼働できるよう安全基準の整備を進めている。

水耕栽培(すいこうさいばい)

植物の根を肥料を溶かした培養液に浸して育成する栽培方法。近年、魚の栽培を組み合わせたシステムや、水気耕栽培など、水耕栽培を応用した栽培方法も登場している。

スマート農業(すまーとのうぎょう)

農業人口の減少や少子高齢化などの社会問題を背景に、ロボット技術やICTを活用して、脱属人的な農業を実現しようとする試み。例として、農作業の自動化、ノウハウのデータ化、データ分析による精密農業などがある。

青年等就農計画制度(せいねんとうしゅうのうけいかくせいど)

新たに農業を始める者が、国から様々な金銭的支援を受けられる制度のこと。市町村が掲げる農業経営の基本構想に基づき就農計画を作成し、その認定を受ける必要がある。

精密農業(せいみつのうぎょう)

センシング技術やビッグデータを用いて農作物の育成状況をきめ細かに観察する農業手法。品質の高い作物を多量に収穫することが狙いである。

WRITER LIST

  1. 三好かやの
    みよしかやの。しがないかーちゃんライター。「農耕と園芸」「全国農業新聞」等に記事を執筆。八王子市ユギムラ牧場でかぼちゃの「いいたて雪っ娘」栽培中。共著『私、農家になりました。』(誠文堂新光社)、『東北のすごい生産者に会いに行く』(柴田書店)等がある。http://r.goope.jp/mkayanooo
  2. 山口亮子
    やまぐちりょうこ。フリージャーナリスト。京都大学卒、北京大学修士課程修了。時事通信社を経てフリーに。主に農業と地域活性化、中国を取材。
  3. r-lib(アールリブ)
    これからのかっこいいライフスタイルには「社会のための何か」が入っている、をコンセプトにインタビュー記事やコラムなどを発信するメディア。r-lib編集長は奈良の大峯山で修行するために、毎年夏に1週間は精進潔斎で野菜しか食べない生活をしている。
  4. 水尾学
    みずおまなぶ。滋賀県高島市出身。大学卒業後、電子機器関連業務に従事。2016年に自家の柿農園を継ぐと同時に、IoT農業の実現を目指す会社、株式会社パーシテックを設立(京都市)。実家の柿農場を実験場に、ITを駆使した新しい農業にチャレンジしています。
  5. 窪田新之助
    くぼたしんのすけ。農業ジャーナリスト。福岡県生まれ。日本経済新聞社が主催する農業とテクノロジーをテーマにしたグローバルイベント「AG/SUM(アグサム)」プロジェクトアドバイザー、ロボットビジネスを支援するNPO法人Robizyアドバイザー。著書に『日本発「ロボットAI農業」の凄い未来』『GDP 4%の日本農業は自動車産業を超える』(いずれも講談社)など。 2015年11月に発表される「農業センサス」で明らかになる衝撃の事実! 日本の農地は急速な勢いで大規模化され、生産効率も急上昇……輸出産業となる!! 日本経済団体連合会(経団連)も2015年1月1日、発表した政策提言『「豊かで活力ある日本」の再生』で、農業と食のGDPを合わせて20兆円増やせるとした。これは12兆円の輸送用機械(自動車製造業)よりも大きく、インターネット産業や金融・保険業に肩を並べる規模──日本のGDPは500兆円なので、農業が全体の4%を占める計算になる。「コメ農家は儲けてない振りをしているだけですよ」「本気でやっている専業農家はきちんと儲かっている」など、日本中の農業の現場を取材した渾身のレポートは、我々に勇気を与える。日本の農業は基幹産業だ!日本発「ロボットAI農業」の凄い未来 2020年に激変する国土・GDP・生活自民党農林水産部会長の小泉進次郎氏は語る。「夜間に人工知能が搭載された収穫ロボットが働いて、朝になると収穫された農作物が積み上がっている未来がある」と──。21世紀の農業はAIやビッグデータやIoT、そしてロボットを活用したハイテク産業、すなわち日本の得意分野だ。その途轍もないパワーは、地方都市を変貌させて国土全体を豊かにし、自動車産業以上のGDPを稼ぎ出し、日本人の美味しい生活を進化させる。大好評『GDP4%の日本農業は自動車産業を超える』に続く第2弾!

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