炊飯器に入れるだけ!ほろほろ手羽元のサムゲタン【ごはんソムリエレシピ】

料理研究家でごはんソムリエの秋元です。この連載ではお米をおいしく食べるために“知っておくと役に立つお話”やレシピをお伝えします。

炊飯器でかんたん「サムゲタン」


ゴールデンウィークが明け、生活のリズムが戻りつつある中、体や気持ちがだるいなぁと感じる方も多いのではないでしょうか。コロナ禍でいつも以上に疲れを溜めていませんか?

そんな時には、じんわりと体に栄養を届けてくれる韓国料理の「サムゲタン」(参鶏湯)がおすすめ。

本来は、丸鶏の中に高麗人参やもち米を入れて長時間煮込む料理ですが、家庭ではもっと簡単に。身近な食材を使って炊飯器のボタンを押すだけ! で滋味深いスープが出来上がります。

ホロっとほぐれるほどやわらかい鶏肉、コラーゲンたっぷりのスープは、心も体もポカポカにしてくれますよ。

「サムゲタン」の作り方

<材料(2人分)>
・鶏手羽元:6本(300g)
・米:大さじ3
・水:400cc
・日本酒:50cc ※水と一緒にしておいて構いません。
・生姜、にんにく:各1片分
・なつめ:3個
・塩:小さじ1/2
・万能ねぎ、糸唐辛子:お好みで適量

1.万能ねぎは斜め薄切りにして水にさらしておく。生姜、にんにくは薄切りにしておく。


2.すべての材料を炊飯釜に入れ、炊飯ボタンを押す。


3.蓋を開けるとこんな感じです。


器に盛り、お好みで万能ねぎや糸唐辛子を添えます。


スープを飲むと、食材と塩だけとは思えないほど深い味わいがあります。ぜひお試しください。



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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. さとうまちこ
    さとうまちこ
    宮城県の南の方で小さな兼業農家をしています。りんご農家からお米と野菜を作る農家へ嫁いで30余年。これまで「お手伝い」気分での農業を義母の病気を機に有機農業に挑戦すべく一念発起!調理職に長く携わってきた経験と知識、薬膳アドバイザー・食育インストラクターの資格を活かして安心安全な食材を家族へ、そして消費者様に届けられるよう日々奮闘中です。
  3. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  4. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
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