重いお米とおさらば! おトクにおいしいごはんが届く「お米のサブスク」が便利

栄養士の堀口泰子です。

近年、普及が広がるサブスクリプション(サブスク)。一定の期間ごとに代金を支払い、商品を受け取ることができるサービスです。

最近はお米のサブスク(定期便)も増えています。そこで今回はお米の定期便に焦点をあて、メリットやデメリット、健康に役立つ上手な活用法についてご紹介します。

お米のサブスクにはどんな種類がある?


お米の定期便には、好きなお米が定期的に届くものから、ごはんのおともなどがセットになったものまで、さまざまなサービスやコースがあります。

  • あらかじめ自身が決めた銘柄のお米が定期的に届く

  • 数種類のお米の中から何種か組み合わせて届く

  • おすすめの銘柄やさまざまな産地のお米が月替わりで届く

  • お米と一緒にごはんのおともや特産品が月替わりで届く

  • その他(炊飯鍋レンタルサービス付き等)

主なものを挙げるとこのようなラインナップに。自分のライフスタイルや好みにあわせて上手に選択したいですね。


お米のサブスクのうれしいメリット


お米のサブスクには便利で家庭にうれしいメリットがたくさんあります。

割引きがある

定期購入割引を導入しているサービスが多いので、単発で購入するよりお得です。

重いお米を買いに行かなくて済む

お米を食べる量がある程度一定していたら、買いそびれや残量を気にする必要がなくなります。また、お米の減りが少ない時は次月をお休みできるサービスもあるのでライフスタイルによってご自身にぴったりなコースを選ぶとよいでしょう。

スーパーで売っていない銘柄が買える

人気のお米や生産量が少ない希少価値が高い銘柄をあらかじめ定期契約することができます。お米屋さんが吟味して選んでくれるサービスなら、安心して新しい銘柄に挑戦したり、食べ比べができます。

新鮮、安心、おいしいお米が届く

サービスによっては、発注してから精米を行ったり、農家のこだわりや生産方法を紹介しています。

お米選びからSDGsに貢献する

SDGs(持続可能な開発目標)には17のゴールを目標としています。その中にある「つくる責任、使う責任」は消費者の立場から貢献しやすい項目ではないでしょうか。

環境に優しい農業によって栽培されたお米は「環境保全米」と呼ばれ、農薬や化学肥料の低減だけでなく、生態系や景観を守り、地球温暖化抑止などにも配慮されています。また、スマート農業を導入し、生産の効率化や環境保全型農業を取り入れた農家が生産する「スマート米」もそのひとつ。SDGsを意識してお米を選択することも可能ですね。

お米のサブスクにはデメリットも


一方で、選ぶサービスによってはデメリットもあります。

スーパーで安いお米を購入するより割高になる

質の高いお米を選択すれば、当然、価格は高くなります。保管状態が良くておいしいお米、安全で環境保全に貢献できるお米など、それぞれの価値観で選択する必要はありそうです。

食べきれなかった場合は、一時停止やスキップ等の手続きが必要

毎月同じタイミングで配送されるので、旅行や外食が増えた場合は手続きを忘れないよう注意が必要です。始める前に手続き方法などを確認しておく必要があります。


いずれのサービスも、人によってメリット・デメリットが異なるため、ご自身がどんな内容を望むか、最低限これだけは欲しいといった機能などを考えてみてはいかがでしょうか。


健康のバロメーターにも! お米の定期便を上手に活用しよう


お米のサブスクを利用することで、決まった間隔でお米が届き、毎月どれくらいお米を食べているのか確認することができます。

お米の減りが少なければ、食事の不規則や外食が多く栄養バランスの見直しが必要になるかもしれません。気づいた時に積極的にお米を食べることで、月単位で食事の調整もできるのではないでしょうか。

お米の品質やおいしさ、コストパフォーマンスなど、お好みやライフスタイルに合わせて、お米の定期便(サブスク)を楽しんでみてください。

堀口泰子
栄養士。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。健康食育事業やアスリートサポートに従事。健康的で美味しく食べる食事術を伝える。講演、栄養指導、コラム執筆、レシピ、商品開発、料理講師など幅広く活動。離乳食から介護予防まで様々な食育活動のなかで、健康に役立つお米の食べ方を紹介。スポーツの現場ではジュニア育成と競技競技力向上ための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/


■毎月自動でお米が届く 「スマート米定期便」がらくらく便利


重いお米を買うのがめんどう……、気づいたらお米を切らしてしまった……といったことありますよね。そんな方にはお米の定期便がおすすめです。

「スマート米定期便」は、おトクな価格で毎月お米が届くサービスです。毎月自動で届くので注文は不要。定期便だけのおトクな特別価格で提供しているので、お財布にも優しいサービスです。

お届けは、普通の「白米(精米)」コースと、健康志向の方に人気の「無洗米玄米」コースが選べます。サイズもご家庭に合わせて選べる2kgコース、5kgコースなどを用意。銘柄は毎月おすすめのものが届くので、全国のお米食べ比べも楽しめます。

「スマート米定期便」で、毎月おトクにおいしいお米をいただきませんか?

初回はなんと50%オフ!
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「スマート米」とは
全国各地のこだわりの農家さんと共にスマート農業を活用し、農薬の使用量を抑えて育てています。
玄米の状態で第三者機関の検査により「残留農薬不検出」と証明されたお米、農林水産省ガイドライン「節減対象農薬50%以下」のお米、そして「特別栽培米」も選ぶことができ、家族みんなにあんしんなお米です。

お求めはスマート米オンラインショップ SMART AGRI FOOD  からどうぞ。
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  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  2. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  3. 石坂晃
    石坂晃
    1970年生まれ。千葉大学園芸学部卒業後、福岡県の農業職公務員として野菜に関する普及指導活動や果樹に関する品種開発に従事する一方、韓国語を独学で習得(韓国語能力試験6級)。退職後、2024年3月に玄海農財通商合同会社を設立し代表に就任、日本進出を志向する韓国企業・団体のコンサルティングや韓国農業資材の輸入販売を行っている。会社HP:https://genkai-nozai.com/home/個人のブログ:https://sinkankokunogyo.blog/
  4. 川島礼二郎
    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
  5. 堀口泰子
    堀口泰子
    栄養士、食アスリートシニアインストラクター、健康・食育シニアマスター。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。アスリートの食事指導や栄養サポートの他、離乳食から介護予防まで食を通じて様々な食育活動を行う。料理家としても活動し、レシピ提案、商品開発も担う。食事は楽しく、気負わず継続できる食生活を伝えることを信条とする。スポーツの現場ではジュニアの育成、競技に向き合うための心と体の成長に注力している。HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/
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