石川県の新品種「ゆめみづほ」ってどんなお米?味や特徴は?【お米の銘柄紹介】

みなさんは家庭で食べるお米にこだわっていますか? いつも何となく買っている……という方も多いのではないでしょうか。

しかし今や、お米の銘柄数はなんと300を超えます。よく知られているコシヒカリやあきたこまち以外にも、最近はスーパーやテレビCMでも特徴的な名前のブランド米を見かけるようになりました。

お米の品種それぞれの特徴を知って、もっと毎日の食事を楽しみませんか? ここでは、おすすめのお米の銘柄をピックアップし、その特徴を紹介していきます。

今回取り上げるのは、石川県産「ゆめみづほ」です。


石川県のオリジナル品種「ゆめみづほ」


日本有数のお米の産地である北陸地方に位置し、自然公園として保全されている能登半島や、広大なブナの原生林が残る白山連峰がそびえる石川県。「ゆめみづほ」はそんなお米づくりに適した自然あふれる石川県で開発されました。

「ひとめぼれ」と、コシヒカリの系譜である「越南154号」の交配よって2003年に誕生。石川県の早生品種の代表格で、奨励品種として「コシヒカリ」の次に多く栽培されています。

名前は、瑞穂(みづほ)の国の夢のあるブランドとして「ゆめみづほ」と命名されました。

「ゆめみづほ」の味とおすすめの食べ方


コシヒカリに匹敵する優れた食味をもち、炊きたては美しいつやと粒立ちの良さが際立ちます。さっぱりとした風味にほどよい粘りと歯ごたえが加わり、幅広い層から好まれています。

冷めてもおいしさが続くので、家庭用はもちろん、おにぎりやお弁当など業務用としても高く評価されています。

また、主張が強すぎないため、和食はもちろん、カレーや丼ものなど洋食や中華にも合わせやすい万能タイプのお米です。

「ゆめみづほ」はどこで買える? 


「ゆめみづほ」は、石川県内のスーパーや直売所のほか、JAや一部のネット通販でも購入可能です。県内で多く流通しているため、確実に購入するには、お米の通販サイトを利用するのが良いでしょう。


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【コラム】好みのお米を見つけよう!コメ銘柄事典
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  1. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
  2. 北島芙有子
    北島芙有子
    トマトが大好きなトマト農家。大学時代の農業アルバイトをきっかけに、非農家から新規就農しました。ハウス栽培の夏秋トマトをメインに、季節の野菜を栽培しています。最近はWeb関連の仕事も始め、半農半Xの生活。
  3. 柏木智帆
    柏木智帆
    米・食味鑑定士/お米ライター/ごはんソムリエ神奈川新聞の記者を経て、福島県の米農家と結婚。年間400種以上の米を試食しながら「お米の消費アップ」をライフワークに、執筆やイベント、講演活動など、お米の魅力を伝える活動を行っている。また、4歳の娘の食事やお弁当づくりを通して、食育にも目を向けている。プロフィール写真 ©杉山晃造
  4. 鈴木かゆ
    鈴木かゆ
    1993年生まれ、お粥研究家。「おかゆ好き?嫌い?」の問いを「どのおかゆが好き?」に変えるべく活動中。お粥の研究サイト「おかゆワールド.com」運営。各種SNS、メディアにてお粥レシピ/レポ/歴史/文化などを発信中。JAPAN MENSA会員。
  5. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
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