憧れの「曲げわっぱ弁当箱」使い方で気をつけたい点は? ご飯をふっくらさせるコツも

栄養士の堀口泰子です。

曲げわっぱのお弁当はとても見栄えがよいですが、お弁当箱としてどんな利点があるのでしょうか?

また、曲げわっぱがなくても、お弁当箱にご飯をおいしく詰める方法もあわせて解説します。


曲げわっぱの弁当箱はどんなところがいいの?


曲げわっぱは、スギやヒノキなどの木の板を曲線に曲げて、継ぎ目を山桜の皮で綴じて底をつけた伝統的な器です。

一番の魅力は、時間がたってもごはんが硬くならず、ふっくらしていて、冷めてもおいしいことです。

普段のお弁当で、底のごはんがべちゃっとしていた経験はありませんか?

曲げわっぱは、ごはんから出る余分な水分を適度に吸い取ってくれるので、時間が経って冷めてもおいしく食べることができます。さらに木が持つ調湿作用で、お弁当内の湿気を調節してくれるので、暑い夏はご飯が傷みにくく、寒い冬はご飯が硬くなりにくい、という利点があります。

また、木の香りはお米との相性がよく、ごはんの甘みを引き立てる助けをしているともいわれています。日本の気候や食文化があってこそ、生まれた知恵と技術なのかもしれませんね。

曲げわっぱには注意点も


その一方で曲げわっぱは、取り扱いに配慮が必要です。

洗い残しがあると、お米のでんぷんによって木の色が変色するため、丁寧に洗浄し、しっかり乾かす必要があります。

使用する際は、一旦表面だけさっと濡らして水分を拭きとってから冷ましたごはんを入れたり、完全に乾いた状態で温かいごはんを入れてから蓋を閉めずに完全に冷ましたり、製品によって推奨する扱い方法が異なることがあります。

取り扱い説明に従って、大切に長く使いたいですね。


普段の弁当箱でもごはんをおいしくしたい


曲げわっぱがなくてもお弁当のごはんをおいしくするには、どんな工夫が必要なのでしょうか。

ポイントは3つ。

1.冷めてもおいしいごはんを炊く


炊きたてのごはんのおいしさに勝るものはありませんが、ほんの少し意識するだけで冷めてもおいしいごはんを炊くことができます。

冷めてもおいしい炊飯テクニックは、

・冷めてもおいしいお米を選ぶ
・十分に浸漬する
・お米を油でコーティングする

など。

詳しくはこちらの記事を参考にしてみてください。
お弁当のごはんがかたい?冷めてもおいしい炊飯のコツ

2.炊き上がったらすぐ「ほぐす」


お弁当に使うごはんで特にこだわりたいのが「ほぐし」です。

最近の炊飯器は蒸らし時間まで機能に含まれているので、炊き上がり後、ごはんは時間を置くことなくほぐしましょう。

炊き上がりの高温の蒸気をお米の一粒一粒に纏わせながら、しゃもじで切るようにほぐすことで、しっかり水分を閉じ込めることができます。また、余計な水分が残らないので、底の方だけべちゃっとしたごはんになることもありません。

3.しっかり冷ましてふんわり詰める


冷めたごはんを使う場合は、電子レンジで温め直した上で、ラップなどの上に薄く広げて炊き上がり時と同様に蒸気を纏わせながら切るようにほぐしてから使います。

米粒に蒸気を纏わせて保水膜をつくることでごはんが硬くなるのを防ぐことができます。その上でしっかり冷ましましょう。

温かいままお弁当箱に入れて冷ましたり、ごはんに余計な水分が残っていると、曲げわっぱでないお弁当箱では水滴がたまり、べちゃっとしてしまう原因になります。

また、お弁当箱にぎゅうぎゅうに詰めると同じことが起こります。ふんわり詰めることで、冷めてもおいしいごはんを食べられます。

いかがでしたか。ちょっとしたコツで冷めたごはんもとてもおいしく食べることができます。ぜひためしてみてくださいね。

堀口泰子
栄養士。フィットネスクラブ専属栄養士を経て独立。健康食育事業やアスリートサポートに従事。健康的で美味しく食べる食事術を伝える。講演、栄養指導、コラム執筆、レシピ、商品開発、料理講師など幅広く活動。離乳食から介護予防まで様々な食育活動のなかで、健康に役立つお米の食べ方を紹介。スポーツの現場ではジュニア育成と競技競技力向上ための心と体の成長に注力している。
HP:https://eiyoushiyakko.jimdofree.com/

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  1. 田牧一郎
    田牧一郎
    日本で15年間コメ作りに従事した後、アメリカに移り、精米事業、自分の名前をブランド化したコメを世界に販売。事業売却後、アメリカのコメ農家となる。同時に、種子会社・精米会社・流通業者に、生産・精米技術コンサルティングとして関わり、企業などの依頼で世界12カ国の良質米生産可能産地を訪問調査。現在は、「田牧ファームスジャパン」を設立し、直接播種やIoTを用いた稲作の実践や研究・開発を行っている。
  2. 福田浩一
    福田浩一
    東京農業大学農学部卒。博士(農業経済学)。大学卒業後、全国農業改良普及支援協会に在籍し、普及情報ネットワークの設計・運営、月刊誌「技術と普及」の編集などを担当(元情報部長)。2011年に株式会社日本農業サポート研究所を創業し、海外のICT利用の実証試験や農産物輸出などに関わった。主にスマート農業の実証試験やコンサルなどに携わっている。 HP:http://www.ijas.co.jp/
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    加藤拓
    筑波大学大学院生命環境科学研究科にて博士課程を修了。在学時、火山噴火後に徐々に森が形成されていくにつれて土壌がどうやってできてくるのかについて研究し、修了後は茨城県農業総合センター農業研究所、帯広畜産大学での研究を経て、神戸大学、東京農業大学へ。農業を行う上で土壌をいかに科学的根拠に基づいて持続的に利用できるかに関心を持って研究を行っている。
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    大槻万須美
    管理栄養士・フードスタイリスト。楽しく食べて健康に。食の大切さを伝えるため、料理教室、バレエダンサーやアスリートのパーソナル栄養サポート、レシピ・コラムの提供など幅広く活動。子どもの頃の毎年の米作り経験から、身近な食体験の重要性についても実感し、おとなと子どもの食育サポートにも力を注いでいる。
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    川島礼二郎
    1973年神奈川県生まれ。筑波大学第二学群農林学類卒業。フリーラインスの編集ライターとして、テクノロジーをキーワードに、農業雑誌・自動車雑誌などで執筆・編集活動中。
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